太平洋航空博物館パールハーバーで管制塔修復プロジェクト開始
Ford Island Control Tower Blessing
■ブレッシング・セレモニー開催 2月25日(金)午前10時より、フォードアイランドにある管制塔の修復プロジェクト開始を記念するブレッシング・セレモニーが、太平洋航空博物館パールハーバーにて行われ、関係者をはじめ多数の人々が参加しました。これにより、戦争当時のままの姿で残されていた管制塔の修復プロジェクトが正式に開始されることとなりました。 この修復プロジェクトの完成には750万ドル(約6.3億円)の費用が必要とされています。ニール・アバクロンビー・ハワイ州知事は連邦議会議員当時、この歴史的建造物の安定・修復のため、国防予算より380万ドル(約3.2億円)の予算確保に貢献しています。 1941年に建設されたフォードアイランド管制塔施設は、3階建ての気象センター、観測デッキが付いた2階建てのオペレーションビル、最上階に航空管制センターが入った高さ約48メートルの貯水塔から成っています。この管制塔は、特に第2次世界大戦中、真珠湾の海上活動にて重要な役割を果たし、1978年には真珠湾海軍基地歴史保全計画のカテゴリーⅠに登録されています。管制塔、2階建てコンクリートビルと3階の観測デッキは、30年以上も前から修復の必要性が指摘されており、外壁、階段、床、はしご部、梁、鼻隠、フランジを含む管制塔の鉄鋼は激しく腐食しています。多くは修繕・再塗装が必要で、その他撤去交換が必要な箇所がいくつかあり、コンクリート剥離が生じているそうです。 |
●太平洋航空博物館 住所:Hanger 37, Ford Island, 319 Lexington Blvd. Honolulu, HI 96818 電話:(808)441-1000 開館時間:9:00-17:00 入場料:大人$20、子ども(4才〜12才)$10 ガイド付き日本語「飛行士ツアー」:大人/子供ともに一人 $10 (入館料別) ツアー実施時間:10:00-15:00、所要時間:1時間半-2時間 入館券の購入: オンライン www.pacificaviationmuseum.org/jp ホームページ:www.pacificaviationmuseum.org |
コメントを残す