作家の村上春樹氏がハワイ大学で講演
Haruki Murakami, Japanese Novelist Spoke at UH
■短編2編を朗読
4月10日(火)、ハワイ大学マノア校キャンパスセンター・ボールルームで、村上春樹氏の講演会が行われ1,000人以上もの人々が詰め掛けました。 この講演会は、同大学のEast Asian Languages and Literatures(東アジア言語&文学学部:EALL)とCollege of Language, Linguistics and Literature(言語、言語学、文学カレッジ)の主催で行われたもの。村上氏は訪問研究者として同学部に籍を置きハワイで執筆活動をしていたこともあり、同学部とは旧知の仲。また、ホノルル・マラソンに出場したりとハワイを満喫し、年間のうちかなりの日数をハワイで過ごしているそうです。 村上氏は英語で講演した後、氏の短編の中から「鏡」と「とんがり焼の盛衰」を日本語で朗読。その後EALLのケン・イトウ教授が英語の翻訳を朗読しました。会場には日本人の姿も多かったものの、ほとんどが若いアメリカ人学生たちで占められ、村上作品の海外での人気の高さを物語っていました。筆者は6年前の講演会にも行きましたが、その時も同じくアメリカ人の若い人々が熱狂的に村上氏を支持している様子に感銘を受けたことを思い出しました。 朗読の後は質疑応答、サイン会が行われ、会場に詰め掛けたファンらは列を作って、持参した本に村上氏のサインを貰いました。 |
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