Islands held a special place in Shirley Temple’s heart
■デューク・カハナモクが相談役に!
ハリウッドの名子役シャーリー・テンプルさんが今週の初めに85才で永眠されました。シャーリーさんはハワイが大好きで生前何度も訪れていることでも知られていましたが、どうやらシャーリーさんが恋に落ちたのはハワイのこの土地だけではなかったようです。今日バレンタインのハワイに、とっても相応しい話題をお伝えします。 シャリー・テンプルは5才のときに子役として大ブレイクし、1935年、役者として絶頂期の7才の時に家族と一緒に初めてハワイを訪れました。彼女がホノルルに到着した際には、アロハタワーには大スターを一目見ようと15,000人あまりの人々が押しかけました。あまりのすごさに怖くなったシャリーの相談役になったのが、ハワイの伝説のサーファーでオリンピック選手のデューク・カハナモクだった、と言います。 シャーリーは、ハワイの子ども病院の慰問や、ローカルの色んな場所を訪れました。滞在中はハワイはシャーリー一色となりました。オアフ島北部ワヒアワのドール・プランテーションの工場を訪問した際には皆仕事を一時停止して彼女を見に走ったそうです。当時のワーカーによると、工場の作業が停止されたのは後にも先にもこれが初めてだったそうです。彼女が滞在したロイヤル・ハワイアン・ホテルのマイタイバーでは、シャーリーに敬意を表して、今では有名なノンアルコール・ドリンク、「シャーリー・テンプル」が生まれたといわれています。 22才になったシャーリーがハワイを訪れた際、ダイヤモンドヘッドにある友人宅のパーティに招待されました。そこで彼女は、1人のビジネスマンと出会います。その男性は、サーフィンに行く予定が波がなかったため友人のパーティに参加していたチャーリー・ブラックさん。彼はシャーリー・テンプルの存在さえ知らず、初対面の彼女に「君は秘書をしているの?」と聞いたといいます。ハリウッドのことなど無関心なこの男性にシャーリーは一目惚れ! 当時一番目の夫と別居中だった彼女は、チャーリーとハワイでたちまち恋に落ち、結婚。2005年にチャーリーさんが亡くなるまでの55年間、2人は添い遂げました。 シャーリー・テンプルにとってハワイは運命の出会いをした、忘れられない場所だったことでしょう。シャーリーさんのご冥福を心からお祈りします。
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