Teenage Stowaway Arrives on Maui in Wheel Well of Jet
■少年にケガなく、「奇跡の生存」とFBI関係者
カリフォルニア州サンノゼに住む16歳の少年が20日、サンノゼ空港のフェンスを乗り越え、マウイ島行きのハワイアン航空機の車輪格納庫に忍び込み、到着先のマウイ島のカフルイ空港内をふらふらと歩いているところを空港職員によって発見、保護されました。少年にケガはないそうです。 捜査にあたっている連邦捜査局 (FBI)によりますと、少年を乗せた航空機は午前8時3分(米西部時間)にサンノゼ空港を出発、午前5時3分(ハワイ時間)にカフルイ空港に到着しました。少年はフライト中に気を失っていたとされており、発見時は髪や服装は乱れ、当惑した様子だったと伝えられています。少年は家族と喧嘩をして家出し、航空機に忍び込んだもようで、現段階では逮捕、起訴には至っておらず、サンノゼから家族が来るまでの間、児童保護サービス局に保護されています。 サンノゼからマウイ島までの5時間15分に及ぶ飛行中、高度はおよそ4万フィート(約1万2000メートル)に達し、機外の気温は氷点下20度以下にまで下がり、酸素も不足するなかで、「生きているのは奇跡」とFBI関係者は話しています。今後はどのような経路で少年が格納庫に忍び込んだかなど、詳しい調査が行われる予定です。くれぐれも真似などなさいませんように。 (Honolulu Star Advertiserより。写真はAP通信/Maui Newsより) |
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