New report ranks Hawaii as seventh-best state for seniors
アメリカの高齢者のためのウエブサイト、Caring.comのリサーチで、ハワイが、全米50州の中で、老後に住みやすい州の7番目にランクインしました。
このレポートは、55才以上の高齢者が対象とされ、生活の質、健康保険、長期介護、高齢者やその介護者家族へのサポート、高齢者介護、そして100,000以上の人々により評価された高齢者のための医療供給業者などをもとに作成されました。
アロハステーツ(ハワイ州)は、家族介護者に対するサポートの部門では一番高い評価を得ています。また、高齢者の長期介護とサポートの質の部門でも高評価を得ている州です。
しかし、高齢者介護のコストの部門では、全米で4番目に高く、これが 全体的なランクを下げる原因となりました。ハワイの高齢者介護施設のコストは年間約$48,000(約525万円)といわれています。
トップ3の州は、サウス・ダコタ州、アイオワ州、ミネソタ州と続いており、従来「リタイア天国」と言われている、アリゾナ州とフロリダ州を余裕で抜く結果となりました。ちなみに、アリゾナ州は17位、フロリダ州は31位です。
この調査でランキング最低の州は、ウエスト・バージニア州、ニュージャージー州、ニューヨーク州です。
同ウエブサイトのスポークスマンは、「このリサーチの結果からわかる重要な事は、従来『老後のデスティネーション』とされている土地でも、コストや質を含め総合的にみると常にベストを提供できるわけではない、ということ」と述べ、「だからこそ、素晴らしい老後を送るためには、まだ若くて健康なうちにしっかり下調べをすることが重要なのです」と付け加えています。
全米でも物価やコストが高いにもかかわらず、ハワイが老後に住みやすい土地に選ばれた理由には、介護する家族や周りのサポートの大きさあるのではないでしょうか?
(Pacific Business Newsより)
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