Former Superferry Returns to Ocean Service in Canada
■今年6月からメイン―ノバスコシア間運航へ
2006年から09年までハワイ諸島間を運航していたハワイ・スーパーフェリーのアラカイ号が、新天地カナダで今年6月から再出発を図ることがこのほど分かりました。
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全長349フィート(約107メートル)、最大搭載人数866人、車両搭載台数282台の高速双胴船のアラカイ号は、ハワイ各島を結ぶスーパーフェリー第1号として2006年に運航を開始しました。しかし環境保護を訴える一部の団体、住民らが抗議活動を展開、長い裁判の末にフェリー側は敗訴し、2009年3月を以て運航を打ち切られました。
その後にハワイ・スーパーフェリーは倒産、アラカイ号と運航の機会すら与えられなかった姉妹船のフアカイ号は、海軍に引き取られました。このほどカナダのベイ・フェリー社と海軍の間でアラカイ号のリース契約が結ばれ、USNSプエルトリコ号という新名称で、カナダのメイン州—ノバスコシア間の運航を6月15日から開始する予定ということです。なお姉妹船のフアカイ号はUSNSグアム号として、海兵隊員や器材の運搬に利用されているそうです。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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