Olympic weightlifter Kono dies at 85
■金メダル2個獲得、4階級で記録保持する元オリンピアン

オリンピック重量挙げチャンピオンのトミー・コーノ氏が4月23日(日)にホノルルで死去しました。85才でした。家族によりますと肝硬変による肝臓の合併症が悪化したためということです。
コーノ氏はオリンピックに3度出場し、1952年のフィンランド・ヘルシンキ大会では148ポンド級、1956年のオーストラリア・メルボルン大会では182ポンド級で優勝。1960年のローマ大会でも165ポンド級で銀メダルを獲得しています。
カリフォルニア州で生まれたコーノ氏は、1970年代にハワイに移住。167センチと小柄ながら、26の世界記録と6つのオリンピック記録を塗り替え、4つの階級で記録を保持する唯一の選手です。
1976年のカナダのモントリオール五輪では、重量挙げ米国代表チームのヘッドコーチを務めました。またボディビルダーとしても成功を収め、1954年にはボディビルコンテストのミスターワールドで優勝しています。1990年には米国オリンピックの殿堂入り、1994年には国際重量挙げの殿堂入りを果たしました。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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