Pet Tortoise Returned to Dean’s Drive Inn, Safe and Sound
■ミスター・スミス誘拐報道、ソーシャルメディアで拡散
オアフ島のレストランでペットとして飼われていたカメの「ミスター・スミス」が先週、何者かに盗まれる事件が発生、地元のソーシャルメディアで報じられ、多くの人たちがその行方を案じていましたが、このほど無事、オーナーのもとに戻ってきました。
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体重およそ13キロのミスター・スミスは、カネオヘ地区にあるレストラン「ディーンズ・ドライブイン」の裏で、檻に入れられて飼われていましたが、5月19日に何者かが敷地内に侵入、ミスター・スミスを檻ごと運び出しました。
防犯カメラに犯行の一部始終が記録され、地元のニュース番組やソーシャルメディアを通じて広く知られることになり、ディーンズ・ドライブインのオーナーで、飼い主のディーン・ミシマさんのもとへ多くの情報が寄せられました。
家族の一員だったミスター・スミスがいなくなり落胆していたディーンさんのもとへ、「カメを盗んだ人物を知っている」という人が現れましたが、事件があまりに大きく報じられ「怖くて戻せない」ということでした。ディーンさんは、「檻に入れていつでもいいから戻して。無事に戻れば訴えたりしない」と当人に伝えるようお願いしたところ、5月26日の朝、盗んだ人物がミスター・スミスを戻しにきたそうです。
ミシマさんがなぜ盗んだのかをたずねると、カメが虐待されていて、いずれ食べられてしまうんではないかと心配して、助け出したとこの男性は説明したそうです。ミシマさんは「カメはわが家の大事なペットだから、食べたりなんかしませんよ」と訴え、「とにかく戻してくれてありがとう」と男性に礼を述べたということですよ。
ミシマさんにとっては一大事だったかもしれませんが、なんともほのぼのとした事件ですね。
(KHON2 Newsより)
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