Women compete at Jaws for first time
■WSL主催「ペアヒ・チャレンジ」
11月に入り本格的なサーフィンシーズンを迎えたハワイですが、マウイ島ではワールドサーフィンリーグ(WSL)主催のビッグウェーブ大会「ペアヒ・チャレンジ」が11 月11日に開催されました。今季は初めて女子部門が開設され、12人の選手が30フィート(約9メートル)以上のビッグウェーブに挑みました。
「女子選手には危険すぎる」などの理由で、これまでビッグウェーブ大会の女子参加が見送られてきましたが、近年ではスポーツ参加への公平性が重んじられ、今回のビッグウェーブ大会で遂に女子選手への門戸が開かれました。カリフォルニアの有名な大会「タイタンズ・オブ・マーヴェリックス」でも今季から女子部門を開設することがすでに発表されています。
ペアヒ・チャレンジの会場は「ジョーズ」の呼び名で知られる人気サーフスポットで、今季は24人の男子選手に混じって12人の女子選手が出場しました。大波に巻かれてワイプアウトする選手が続出し、2選手がひざを負傷し病院に搬送されました。また選手の中にはワイプアウトでボードが真っ二つに割れるというアクシデントに見舞われるなど、棄権者も出て波乱の大会となりましたが、最終的には地元マウイ出身のペイジ・アーム選手が順調にスコアを重ねて、見事初代の女子チャンピオンに輝きました。
男子はこちらも地元マウイ出身のビリー・ケンパー選手が優勝しました。詳細はWSLのウェブサイト(www.worldsurfleague.com)で閲覧できます。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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