Hawaii plans to be first state to challenge Trump’s new travel ban
■人々の国籍や宗教に対しての差別
ハワイ州が、トランプ大統領の「入国禁止令」に違憲裁判を起こす最初の州になりそうです。3月8日(水)、ホノルルにある合衆国連邦地裁でハワイ州検事は、連邦裁判所判事に本日中に大統領令に対する仮指し止め訴状を出すと発表しました。
■関連記事/カイルアビーチに日本の船が漂着、東日本大震災のがれきか…
■関連記事/家庭内暴力&性暴力に立ち向かう1週間、”Hawaii Says No More Week”
トランプ大統領の改訂法は3月6日(月)に出されました。90日間のイラクを最初のリストから除く、イスラム教国6カ国からの旅行者の入国を拒否する。また、グリーンカード保持者とアメリカ合衆国ビザ保有者を除くというものです。
ハワイ州は大統領のこの新しい入国禁止令に法的に対抗する意向です。司法省と組み、判事に迅速な対応を求めています。もし判事がこれを認めれば、新しい入国禁止令が施行される2017年3月16日前にハワイ州の申請に対する公聴会が開かれるということです。
この訴訟を起こしているダグ・チンハワイ州検事総長は、「この条例は差別問題である、人々の出身国や宗教に対しての差別である。マジョリティ(大多数)の人種や宗教ではない人々から権利を奪っている。自分の国の文化や宗教を踏みにじられる立場に置かれている。間違っている」と述べています。
(Honolulu Star Advertiser より)
コメントを残す