"Kaette Kita Kobune" is A Story About Adrift Japanese boat found in Hawaii After Earthquake
■2015年4月22日にオアフ島で発見された「第2勝丸」の物語
東日本大震災の後、ハワイのオアフ島に漂着した漁船「第2勝丸」が話題になりましたが、震災から6年が経過した2017年3月11日、「第2勝丸」のストーリーを絵本にした「帰ってきた小船(三陸河北新報社)」が発刊されます。
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内容は、震災で漂流した石巻市雄勝町波板の和船「第2勝丸」が、ハワイのオアフ島で発見され各国の人々の協力を得て、船の持ち主のもとへ帰還した過程を描いたもの。
ハワイで発見された小船が、震災からちょうど5年目の3月11日に、ハワイ沖での航海実習を終え帰還する宮城県の海洋実習船「宮城丸」に乗せられ故郷に戻る、という心温まるストーリー(実話)です。現在船は、東日本大震災のことを風化させないために、震災遺構として波板の海の見える場所に置かれています。
B5版、20ページの絵本は、2016年8月に「石巻かほく」に連載された記事に新たな絵と英訳を加えられ作成されました。絵本の原画は、ファンタジー画家で講師の石川かおり氏(仙台市)が担当。「帰ってきた小船(三陸河北新報社)」は、石巻地方の主な書店と三陸河北新報社で販売されています。
辛い震災と人々の協力のシンボルともいえる「第2勝丸」のストーリーが少しでも多くの人々に知れると良いですね。
(石巻かほくニュースより)
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