Master navigator Nainoa Thompson honored with prestigious explorer award
■探検家・研究家に贈られるもっとも権威ある賞
ハワイ生まれの航海士で、伝統航海カヌー「ホクレア号」の船長を務めるナイノア・トンプソン氏に、このほど探検家・研究家に贈られるもっとも権威ある「エクスプローラーズクラブメダル」が授与されました。
エクスプローラーズクラブでは、探検、科学研究、福祉活動等に尽力し、多大な功績を収めた個人を毎年表彰しており、3月25日(土)にニューヨーク州エリス島で開かれた第113回エクスプローラーズクラブ授賞式において、伝統航海技術の復活に大きく貢献したトンプソン氏が表彰されました。
海洋冒険家で、社会活動家でもあるトンプソン氏は、ポリネシア協会の会長を務め、ホクレア号を利用した子どもたちの教育にも積極的に取り組んでいます。現在、世界一周航海計画「マラマホヌア」に挑戦中のホクレア号では、キャプテン兼航海長として先導役を務めています。
これまでにダイバーとしても知られる映画監督のジェームズ・キャメロン氏や海洋研究学の権威、ウォルター・H・ムンク博士、天体物理学者のニール・デグラッセ・タイソン博士などが表彰されています。
人気俳優のロバート・デニーロ氏が司会を務めた今年の授賞式では、トンプソン氏のほかに、太陽光だけで空を飛ぶ「ソーラーインパルス2」で世界一周飛行を成し遂げたスイス人パイロットのアンドレ・ボルシュベルグ、ベルトラン・ピカールの両氏も選ばれました。
(Hawaii News Nowより)
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