Deaf Japanese tourist claims mistreatment at Hawaii airport
■米人権団体が国土安全保障省に調査要請
今年1月にホノルルのダニエル・イノウエ国際空港(ホノルル空港)で、聴覚障害のある日本人女性が、入国審査の際に手話通訳の依頼を拒否され、コミュニケーションがうまくとれぬまま長時間に及ぶ尋問の末に、不当に拘束されたとして、女性を代表して人権団体の全米市民自由連合(ACLU)が審査官の「差別的対応」を批難、米国土安全保障省に調査を要請していたことが、このほど明らかになりました。
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女性は交際相手の男性に会うために1月31日にホノルルを訪れた際、税関・国境警備局の職員から、留学目的での過去のアメリカ滞在記録についてなど、長時間に渡り質問されました。聴覚障害を理由に手話通訳を頼みましたが拒否され、読唇と英語での筆談によるコミュニケーションを強いられたといいます。
長時間に及ぶ尋問後、女性は連邦拘置所に収容され、一晩をそこで過ごし、翌日に帰国しました。連行される際は手錠を掛けられ、また携帯電話も取り上げられ、誰にも連絡することが出来なかったと伝えられています。ACLUでは、聴覚障害者が手錠を掛けられるということは、コミュニケーション手段が一切断たれることになると指摘。犯罪者のように女性が扱われたことは「差別的対応にあたる」として先月、米国土安全保障省に調査を要請していました。同省の今後の対応が注視されています。
なお、女性は当局者からの報復を恐れて、身元の公表は控えるとしています。
(Honolulu Star-Advertiserより)
Eriko said on 2019年06月21日
匿名様、こちらは2年前の記事ですが、ホノルルスターアドバタイザーというハワイの新聞を翻訳しました。
匿名 said on 2019年06月18日
女性がボーイフレンドにあいに来たと筆談や手話で伝えたとは、メディアに出てないはずですよ?
それに、浮ついた目的を理由に入国を拒否するなんて判断はおかしいです。
匿名 said on 2017年05月13日
この女性が筆談や手話でボーイフレンドに会いに来たと言ってしまったところがアウトですよね。
普通に観光客として渡ハしたって言えばよかったのに。
でも以前の滞在での事も有るのならしょうがないかもしれませんけど。