Hawaiian Music of Fame, Roland Cazimero of The Brothers Cazimero passed away
■ハワイの代表的なミュージシャン
ハワイ時間7月16日(日)、ハワイアン音楽界の代表的なミュージシャンで兄弟デュオ「ザ・ブラザーズ・カジメロ」のローランド・カジメロさんが家族に見守られて亡くなりました。長期にわたり闘病中だったローランドさん(66)は、2週間前に入院し透析を受けていました。
ザ・ブラザーズ・カジメロ(以下ザ・ブラザーズ)は兄、ロバートと弟ローランド・カジメロの兄弟ユニットで、2人が奏でる美しい南国のメロディは日本でもフラダンサーを初めとする多くの人々に愛されていました。
「ハワイの人々が彼の死を悲しんでいることでしょう、でも私たちは彼の音楽の才能に感謝します」ローランドさんの双子の妹カノエさんは語ります。
ローランドさんは70年初期にお兄さんでクムフラのロバートさんとピーター・ムーンさんと共にサンデーマノアとしてデビュー。1975年にザ・ブラザーズを結成しました。
カジメロさんと兄のロバートさんはモダンハワイアン音楽界に大きな足跡を残しました。ハワイアン音楽のグラミー賞といわれるナ・ホク・ハノハノ賞を何度も受賞しており、ロイヤルハワイアンホテルのモナークルームでは10年以上も地元の音楽家として演奏しました。
2000年1月にニューヨークのカーネギーホールのショーは満場となり、その6ヶ月後、ザ・ブラザーズは、ハワイアン音楽の殿堂入りを果たしました。その他にも、テレビの司会を務めたり、彼らの歌「マイ・スイート・ピカケ・レイ」や「アット・ホーム・イン・ザ・アイランド」はハワイのサウンドトラックとして大活躍しました。
ローランドさんのご冥福を心からお祈りします。
(Hawaii New Now より)
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