Samples taken from Hanauma Bay could lead to ban on certain sunscreens
ハナウマ湾で研究者、政府関係者ら
昨年開かれた世界自然保護会議で、日焼け止めに配合されている化学物質が世界各地のサンゴ礁に深刻な影響を与えているとの研究結果が発表されました。これを受けハワイ州内でも調査が進められており、研究者や政府関係者らが先週、人気観光スポットのハナウマ湾を訪れ、サンゴ礁の状態などを調査しました。
専門家の説明によりますと、日焼け止めの紫外線吸収剤に含まれるオキシベンゾンやオクチノキセートが白化現象や奇形、弱体化など、サンゴ礁に大きな被害を与えているということです。
絶好のシュノーケリングポイントとして、1日におよそ3000人もの人が訪れているハナウマ湾でも、日焼け止めによるサンゴ礁への被害が懸念されており、11月17日には研究者や政府関係者が海水を回収するなど、調査活動を行ないました。
悪影響を及ぼすとされるオキシベンゾンやオクチノキセートが配合された日焼け止めの使用を禁止する法案が、昨季のハワイ州の議会で審議されましたが、制定には至りませんでした。研究者らはこの2種類の化学物質が配合された日焼け止めを海で使用しないよう、一般に協力を呼びかけています。
(Hawaii News Nowより)
■関連記事/【アクティビティ】全米で一番に輝いたハナウマ湾の魅力、トップ5
■関連情報/ 人気連載「こだわりのハワイ」第29回 ハワイ在住者がお気に入りのビーチ教えます!
(Hawaii News Nowより)
コメントを残す