Number of whales seen in Hawaii decreasing
ホノルル・スターアドバタイザーの報道によると、先月31日に行われたザトウクジラの集計イベント「サンクチュアリー・オーシャン・カウント」の結果、ハワイの海岸沖で見られるザトウクジラの数が今年も減少していたことが判明し、減少傾向が依然として続いていることが分かりました。
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今月最後、3回目となる31日の集計で、15分間のピーク時間に目撃されたオアフ島、カウアイ島、ハワイ島におけるザトウクジラの数は34頭でした。昨年3月末の集計では85頭が目撃されていました。
ザトウクジラの減少傾向に関して海洋保護関係者は、「我々が海上で見ている状況と一致している。昨年に比べてクジラの数はかなり減っている」と述べています。
マウイ島で今年2月24日に行われたザトウクジラの集計では合計529頭の目撃が記録されましたが、同島でも昨年の984頭、一昨年の1,488頭と比較するとその数は大きく減少しています。
ハワイには毎年12月から4月の間、およそ1万頭以上のザトウクジラが繁殖のためにアラスカから移動してきますが、10月にハワイに来て翌6月にアラスカに帰る場合も観測されています。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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