Oahu home prices dip below March record
オアフ島4月の住宅販売まとめ
根強い需要と恒常的な在庫不足を背景に、上昇を続けているオアフ島の住宅価格ですが、3月に初めて100万ドル(1億900万円)を超えた一戸建て住宅の平均価格は、4月に僅かながら大台を下回りました。
ホノルルスター・アドバタイザー紙の報道によりますと、4月の一戸建て住宅の平均価格は97万9727ドル(1億680万円)で、3月の100万2305ドル(1億925万円)を下回ったものの、前年同月比では11.6%の上昇となっています。コンドミニアムの4月の平均価格は52万1405ドル(5680万円)でした。ホノルル不動産協会がこのほど発表しました。
一方、4月の一戸建ての中間価格は、前年同月比10.9%増の79万ドル(8,600万円)、コンドミニアムは前年同月比0.1%増の41万6千ドル(4,530万円)と報告されています。中間価格は平均価格とは異なり、販売された物件の最低額から最高額までを並べ、その真ん中にある価格を示すものです。極端に高額な物件が含まれている場合など、平均価格では市場の動向を見極めることが難しくなることから、中間価格が指標として使用されています。
4月の販売件数は一戸建て住宅が前年同月比3.2%増の289戸、コンドミニアムが同12.6%増の547戸でした。なお報告書は中古物件のみを対象としており、開発業者により販売されたカカアコ地区のコンドミニアムなど新築物件は報告書に反映されていません。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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