Fireworks-related calls to police declined 13% from previous year
住民の多くは「違法打ち上げ花火は増加傾向」
花火や爆竹を鳴らして年越しをお祝いするのが伝統的な風習となっているハワイでは、近年花火関連の事故が多発。無許可での花火の購入、使用を禁じるなどの法律が制定され、取り締まりが強化されてはいますが、違法花火による事故が後を絶たないのが現状です。
ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によりますと、例年12月1日から1月2日までの間、花火関連の通報が増加しますが、ホノルル警察の発表では、2019年から2020年にかけての911通報件数は2,100件で、前年同期の2,400件と比較して13%減少しました。
しかしながらオアフ島の住民の多くが「違法の打ち上げ花火は年々増加傾向にある」と証言しており、これを裏付けるように、同期間中に花火関連の違反行為でホノルル警察が発行した召喚令状は96件に上り、前年同期の76件を大きく上回っています。違反行為が増加傾向にある中、通報件数が減少していることについて、警察関係者は「近隣住民から恨まれたくないと通報に至らないケースが多いのでは」との見方を示しています。
なお同期間中の逮捕者は3人(未成年者)で、前年の3人(成人2人、未成年1人)と同数でした。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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