Pictures Prove People are Getting Too Close to Monk Seals, Says NOAA
迷惑行為、インスタ投稿画像で判明
浜辺に寝そべるハワイアンモンクシールの愛らしい画像が、写真共有アプリ「インスタグラム」に多数投稿されていますが、その多くが規定を無視して近接しすぎる違法行為であるとして、米国海洋大気庁 (NOAA)が注意を呼びかけています。
KITV4 News の報道によりますと、NOAAでは2014年10月から2015年9月までの間、インスタグラムに「#monkseal」で投稿されている画像を調査した結果、野生のハワイアンモンクシール関連の自撮り画像2,393点を確認。
そのうちの22%が10フィート(約3メートル)以内に近づいていることが分かりました。また鳴き声をあげたり、離れていったりするなど、迷惑行為によるものとみられるモンクシールへの影響が確認された投稿も全体の18%に上っています。
ハワイアンモンクシールは絶滅危惧種に指定されており、生息数は推定で1,400頭と報告されています。連邦規定ではモンクシールに50フィート(約15メートル)以内に近寄ることは禁じられています。ちなみに、海亀との距離は最低3メートル(10フィート)取るように推奨されています。
なおNOAAによりますと、腕を伸ばして親指の中にモンクシールの体全体が隠れるようであれば、十分な距離が取られているということです。見物の際にはぜひチェックしてみて下さい。
(KITV4 Newsより)
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