ハワイのショッピングセンターや小売り店に営業許可、オアフ島は来週！

In big step toward restarting economy, Ige allows shopping malls, other businesses to reopen doors

【5月6日　水曜日更新】

昨日ハワイ州知事は5月7日にハワイのショッピングセンターや小売り店などのビジネスが再開することを発表しましたが、オアフ島で営業が再開されるのは5月15日（金）、マウイ島は11日（月）とのことです。お店などが安全に営業できる体制を整える期間を設けるためだそうです。

（ハワイ・ニュース・ナウ、スターアドバタイザー参照）

【5月5日　火曜日更新】

5月5日（火）、イゲ州知事はハワイ経済の再開プランについて記者会見を行い、ショッピングモール、小売店、非営利団体などは5月7日（木）に再開を許可すると発表しました。

「ハワイ州は全米でも最も低い感染者数を保っており、コミュニティが次の段階に進めると確信しています」とイゲ知事。

さらに、ビジネスの再開にあたり、お店と顧客はソーシャルディスタンス（社会適距離）のガイドライン（人と人の間に約2メートルの距離を保つ）に従う、集会は避ける、マスクを着用する、などの条件を守る必要があるとしています。

また、新型コロナの新規患者数が再び上昇するようであれば、上記の見直しを行うと付け加えました。体調が良くない人は外出を避けるよう呼びかけています。

3月25日にハワイ州から出された「ステイ・アット・ホーム・オーダー（外出禁止令）」が、「セーファー・アット・ホーム・オーダー（安全に自宅自粛令）」に変更されました。

ハワイ在住者は外出は許されますが、大人数で出かけることは禁止。また、テレワークが可能なビジネスには継続を要請しています。

5月7日（木）より再開を許可されるビジネスは以下の通りです。

●ショッピングモールと小売店
●フラワーショップを含む、食品以外の農業関連企業
●天文台
●ペットグルーミングサービス
●待機的手術を含む、医療・社会扶助事業
●緊急を要しないとみなされていた非営利活動
●卸売り業 ●託児所

その一方で、再開が許可されていないビジネスは、レストランの店内飲食、ショッピングモールのフードコート、宗教団体など。これらの団体は臨時閉鎖のまま、もしくは部分的再開のみ許可。

今回の決定は、ハワイでの新型コロナのケースが数週間連続で下降傾向にあったことが重要なポイントとなりました。ハワイ時間5月5日、ハワイ州内での新型コロナ新規患者数は4名、これまでの合計患者数は625名と報告されています。

ハワイ州知事は、「新型コロナの第2波の阻止を期待しつつ、ハワイの経済を再開するためのアプローチをサポートする。観光業はあと数か月は再開の予定はない」と述べています。その他のスポーツイベントやコンサートなど、ハイリスクとみなされるアクティビティの再開が何時になるかは決定していません。

ハワイ州知事の今回の決定は、観光業が主要産業のハワイにおいて失業率が35%にも上り、全米でも最高レベルになったことを考慮したものです。

ホワイトハウスのエコノミックアドバイザーのキース・ハセット氏は、今週月曜日の会見で、新型コロナパンデミックがハワイ州に与えた打撃はアメリカの他のどの州よりも大きく深刻であると述べています。

（ハワイ・ニュース・ナウより）

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