Tribute to Derek Ho: ‘Pipeline Lost a King’
パイプラインの「キング」逝く
7月17日(金)、ノースショアの伝説のサーファー、デレク・ホー氏が亡くなりました。55才でした。先週金曜日に心臓発作を起こしたあと昏睡状態に陥り、その後息を引き取ったと報道されています。
ホー氏は、ハワイ先住民として初めてサーフィンの世界選手権で優勝した人物として知られています。1964年にオアフ島のカイルアで生まれ、幼少期からサーフィンをはじめました。80年代にはオアフ島のノースショアのパイプラインでその名前を永久に不滅なものとしました。
1984年、1988年、1986年、1990年の4回、トリプルクラウンのサーフィン大会で優勝。さらに、1986年と1993年にはサーフィン大会の最高峰、パイプマスターズで優勝しました。1993年、29才にして、ハワイ先住民として初のサーフィン世界大会のチャンピオンの栄冠を勝ち取りました。
家族、友人、世界中のサーファーたちがホー氏を追悼しています。ワールドサーフリーグ(WSL)も追悼の意を評しました。
「デレク・ホー氏の訃報を知り深い悲しみに包まれています。トリプルクラウンで4回、パイプラインマスターで2回の優勝、1993年には世界選手権を獲得したデレックが世界のサーフィン界にのこした功績は大きく、過去50年間ノースショアの中心として活躍してきました。ご家族の皆様には心からお悔やみ申し上げます。私たちは彼のことを忘れないでしょう」
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1978年に以来ホー氏を撮影してきたサーフフォトグラファーのビールマン氏は、自身のインスタグラムに今年4月に撮影したホー氏の写真と動画(2枚目)を投稿し、最高のセッションだったと語っています。
「サーフィン・コミュニティは世界チャンピオン、ノースショアはブラザー、パイプラインは『キング』を失ったと私は思う」(ビールマン氏)
(Khon2より)
デレク・ホー氏のご冥福を心からお祈りいたします。
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