Nearly 200 people arrested in Hawaii for violating travel quarantine
ハワイ州が新しい非常事態宣言に署名
新型コロナのパンデミックで、3月26日(木)より州外からの渡航者に対する14日間の自己隔離措置が実施されているハワイ州で、この規制に違反し逮捕された人はこれまでで200名近くに及ぶと報告されています。
7月17日(金)の新型コロナウイルス・ジョイント・インフォメーション(COVID-19 Joint Information)の発表によりますと、オアフ島、カウアイ島、マウイ島、ハワイ島を含むハワイ州全域でこれまで182名が逮捕されているということです。
ハワイ州のデイヴィッド・イゲ州知事は、16日(木)におこなわれた記者会見で、「新型コロナの自粛規制はハワイが低感染率を保つ大きな要因となっています」と述べました。
州当局によりますと、3月26日以降ハワイ州に到着した人々は、ハワイ州観光局と運輸局が同規制のために設置したコールセンターにより、14日間の隔離措置をモニターされています。隔離下の人々はハワイ州が提供するアプリを使って、各自の様子を係員に相談できるというオプションもあるそうです。
さらに、州当局は、隔離下の人々(旅行者と在住者を含む州外から到着者)の宿泊先や自宅を訪問して直接確認する措置も取っています。これまで、7,145名が追跡されたとのことです。また、80~90名の旅行者が空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)で入州を拒否されているそうです。
違反の疑いのある人に対して、係員が、監視、目撃者へのインタビュー、ビデオ画像などの証拠を集めて捜査が行われ、逮捕となります。近隣者、ホテル従業員など目撃者の証言が鍵となりますが、当局は目撃者に、自ら解決しようとせず必ず警察に連絡するよう呼び掛けています。今後はアプリやその他のテクノロジーを使ってモニターする方法を考慮しているとも述べています。
7月13日(月)、ハワイのイゲ州知事はこの14日間の自己隔離措置を9月1日まで延長して行うと発表し、7月17日(金)には、ハワイ州の新しい「非常事態宣言」として署名しました。
新型コロナの自粛規制により、ハワイ州の訪問者は激減。ハワイ州観光局のデータによりますと、4月と5月のハワイ訪問者の前年比は100%減少に近い数値だそうです。
とはいえ、現在も毎日数百名の旅行者がハワイを訪れています。7月16日(木)には、旅行者737名を含む 2,616名がハワイ州に到着したとのことです。
(パシフィック・ビジネス・ニュースより)
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