Waimea Bay to the Philippines: How a lost surfboard’s worldwide voyage created a friendship of a lifetime
失くしたサーフボードが2年後にフィリピンで
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オアフ島、ノースショアから流されてしまったサーフボードにより、海を越えて2人の男性の間に友情が芽生えました。
ハワイの地元サーファー、ダグ・ファルターさんは、自身のサーフボードコレクションの中でも、オーダーメイドで作ったライル・カールソンのボードは格別だったと言います。
「このサーフボードは、ザ・エディ―(ワイメア湾で行われるサーフィンコンテスト)で人生最高のサーフィンができた時に乗っていたもので、思い出が沢山詰まっていました」と言うファルターさん。
しかし2018年、このサーフボードはワイメア湾でサーフィンをしている最中、大きな波に流されてしまいます。
「僕にとってとても大事なサーフボードだったので、無くした時には涙が出そうになりました」
ファルタ―さんはサーフボードと再会する事なく、月日が経っていきましたが、最近になりFacebookで、あるサーフボードの写真を発見。写真を見たファルターさんは、「少し古ぼけていて、太陽に長く照らされていたと分かる黄色いサーフボードの写真を見つけた時はショックでした」と話しています。
このサーフボードの持ち主を調べたところ、ハワイから何千マイルも離れたフィリピンに住む学校教師、ジョバンニさんだという事が分かりました。
「すぐにジョバンニさんにメッセージを送り、ある夜、彼の近所に住む漁師の網にこのサーフボードが引っかかっていたという事を知りました。彼らは最初、沈没したボートだと思ったそうです。」
ファルターさんとジョバンニさんはメッセージを重ねるうち、サーフボード以外の会話もするようになりました。
「ジョバンニさんは、このサーフボードが僕にとってどれだけ大事かということを理解してくれて、返却を申し出てくれました。そして、フィリピンに遊びに来ないかと誘ってくれたのです」
2人はパンデミックが終息次第、実際に会う予定を立てているようです。
ファルターさんは「フィリピンには世界有数の波がありますが、人々はサーフィンに馴染みがありません。僕のサーフボードが5,000マイル南のフィリピンまで流れ着き、人々がサーフィンをするきっかけを作れたのは素晴らしいことです」と話しています。
サーフボードとの再会を待つ間、ファルターさんは友情を培ったジョバンニさんにお礼をしようと募金活動を始めました。寄付金はサーフィンの道具や学校の備品に充てられるそうです。
「ジョバンニさんをサポートするため、少しでも多くの資金を送りたい」というファルターさんのGoFundMeには、$1,200以上の募金が集まっています。
(Khon2より)
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