Hawaii facing largest recession in history
「州経済史上最悪の不況に直面」と専門家
新型コロナウイルス感染症の世界的流行で、深刻な経済的打撃を受けているハワイ州ですが、州経済専門家はハワイの経済活動がコロナ禍以前の水準まで回復するには数年かかるとの見解を示しています。
KITVニュースの報道によりますと、コロナ流行にともない休業や廃業に追い込まれた飲食店や小売店は州内で3,000店余りに達し、その影響による失業者数は依然として10万人を上回っており、「10年余り前の金融危機の時の2倍」と州ビジネス・経済開発・観光局 (DBEDT)のユージン・ティアン主席エコノミストは指摘。「ハワイ州経済史上最悪の不況に直面している」と危機感を示しています。
段階的な観光業の再開によって、2021年には失業率も8%前後(最高水準の2020年4月は23.8%)までに改善されると期待されていますが、経済成長率は鈍化傾向が続き、第1四半期の時点では2%程度にとどまるとDBEDTでは予測。「州経済が2019年のコロナ禍以前にまで回復するのは2025年ごろ」とティアン氏は話しています。
(KITVニュースより)
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