Oahu median home resale price hits high of $883K
1月:在庫不足、低金利が反映し88万3千ドルに
オアフ島の1月の中古住宅販売は、根強い需要と恒常的な在庫不足、さらに住宅ローンの低金利を反映し、一戸建て住宅の中間価格が88万3千ドル(約9,270万円)で過去最高記録を更新したことが、このほどホノルル不動産協会が発表した最新データで明らかになりました。
ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によりますと、1月の一戸建ての中間価格は、前年同月と比較して14.7%増、過去最高だった昨年9月の88万ドル(約9,240万円)を上回り、記録を更新しました。コンドミニアムも前年同月比5.4%増の45万ドルと大きく上昇しました。
不動産関係者は、新型コロナウイルス感染症対策にともなう外出自粛、テレワーク化によって快適な住環境を求めて、より広い、高額な住宅を購入する人が増えたことも、中間価格の大幅上昇に繋がったとの見方を示しています。
中間価格は、販売された物件の最低額から最高額までを並べ、その真ん中にある価格を示すものです。極端に高額な物件が含まれている場合など、平均価格では市場の動向を見極めることが難しくなることから、中間価格が指標として使用されています。
一戸建て住宅の販売取引件数は前年同月比9.8%増の291件、コンドミニアムは3.4%増の392件でした。また売りに出してから買い手が付くまでの平均日数は一戸建てが9日、コンドミニアムが18日との結果でした。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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