UH professor makes a case for why Hawaii is the rainbow capital of the world
ハワイ大学研究者がアメリカ気象学会で発表
「虹の州（Rainbow State）」と呼ばれ、大空に架かる美しい虹がよく見られるハワイですが、ハワイ大学の研究者が「虹が架かるのに地球上で最適な場所はハワイ」との研究成果をまとめた論文をアメリカ気象学会が発行するジャーナル誌で発表しました。
ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によりますと、ハワイ大学・大気科学研究室のスティーブン・バシンガー教授は、「The Secrets of the Best Rainbows on Earth（シークレット・オブ・ザ・ベスト・レインボーズ・オン・アース）」という論文の中で、虹が出るのにハワイが最適な場所であると認定することを提案。ハワイの山々や島内に運び込まれる貿易風、日光に恵まれながら頻繁にシャワーが降る気象条件や、空気が非常に澄んでおり、汚染や塵がないことなどが、ハワイで虹がよく見られる理由として挙げられています。
虹はハワイ語で「アヌエヌエ」と呼ばれ、ハワイの文化の中では特別な存在として扱われています。また車のナンバープレートやロゴに虹がデザインされるなど、ハワイの象徴として親しまれています。
バシンガー教授は、地元のソフトウェア会社と共同で、オアフ島の虹を追跡するアプリ「RainbowChase」を開発。このアプリでは気象情報などをもとに、虹がいつ頃、どこに架かるかの予想や画像など、虹に関する情報を提供しています。
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（Honolulu Star-Advertiserより）
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