‘Nobody is immune to this pandemic,’ Hawaii businesses continue to close
営業を開始しても不安な経営者たち
新型コロナウイルスのパンデミックが始まり一年が過ぎましたが、ハワイでは現在も閉店する老舗ショップが相次いでいます。
3月31日(水)にはホノルル市内のラブズベーカリーが閉店します。170年の歴史あるラブズベーカリーはハワイ王朝の崩壊、真珠湾攻撃、アメリカ同時多発テロ事件(911)やハワイ王国滅亡など様々な困難を乗り切りましたが、新型コロナの与えた打撃は大きすぎました。
またオアフ島のカネオヘベーカリーも昨日70年の歴史に幕を下ろしました。3月28日(日)、ショップの外には最後にパンを買い求める人たちの長蛇の列が出来ていたそうです。
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リケリケドライブイン、ディリンハムサイミン、ホノルルクラブ、ゲッコブックアンドコミックなども2020年に惜しまれながら閉鎖しました。
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この理由として、PPP(中小企業向け給与保証プログラム)の手続きからローンが下りるまでに時間を要することや、多くのビジネスが再度ローンを契約し負債を抱えることを躊躇していることなどをハワイ小売り業の代表者は述べています。
コロナの規制が緩和、社会的距離を保ちつつ収容人数100%で営業再開を許可され、また旅行者がハワイに戻ってきても、多くのレストランがこれまでのように営業を継続していくのは難しい現実もあります。
2月末に第二段階から第三段階に緩和された警戒レベルも、一日の新規患者数が増えるとまたいつ強化されて営業停止になるかもしれないと多くの事業主は懸念しています。
最近ハワイ商工会議所が、回復には2022年4月までかかると予想するハワイの事業主300名にアンケートを行ったところ、10名のうち9名が「今後6ヵ月から一年が正念場、それ以上事業を継続できることを願う」と答えていることがわかりました。
(KHON2ニュース)
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