Move back to Tier 2 likely this week
感染者急増で経済回復ペースの鈍化を懸念
オアフ島では2月25日から警戒レベルが「第3段階」に移行され、経済活動再開に向け行動規制が緩和されていますが、最近になり感染者数が急増を続けており、4月7日(水)の集計で1日当たりの平均感染者数が「58人」となった場合、「第2段階」に後退させ、再び新型コロナウイルスの規制が強化される可能性が高まっています。
オアフ島では昨年9月から、新型コロナウイルス感染データをもとに警戒レベルを4段階に分け、経済再開に向けての行動制限を段階的に緩和する措置を講じています。
ホノルル・スターアドバタイザー紙によりますと、行動規制ルールでは、1日当たりの平均感染者数が1週間連続で50人を超えた場合、第2段階に引き上げられます。直近7日間の1日当たりの平均感染者数は4月3日が「61人」、4月4日が「59人」と報告されており、かなり厳しい状況にあるということです。
オアフ島では昨年10月22日から「第2段階」の厳しい規制が敷かれ、2月25日にようやく「第3段階」に移行され、経済活動再開が期待されてきましたが、最近の感染者の急増で経済の回復ペースの鈍化が懸念されています。
第3段階から第2段階への後退により、社交的な集いや屋外でのレクリエーション活動、レストランでの1テーブル着席などの許容人数が10人から5人に削減されるなど、行動制限が強化されることになります。
リック・ブランジアーディ市長は今週、「第2段階」への移行、もしくは行動規制ルールの変更を州知事に要請するかどうかの厳しい判断を下すことになります。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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