You’re not imagining things. That’s vog on Honolulu’s skyline
ヴォグ:キラウエア火山の活動によって発生
オアフ島ダウンタウンのビル群などをはじめ、ハワイ各地で1月10日(火)、もやがかかったように視界が全体的に霞んでいる、と感じた人も多かったのではないでしょうか。
決して気のせいではありません。ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、この日はハワイ諸島のほぼ全域で、ハワイ島キラウエア火山の活動によって発生する霧「ヴォグ」(Vog=Volcano+Smog)に覆われました。
ハワイ州省庁間のヴォグに関するデータ・情報をまとめたダッシュボードの発表では、キラウエア山頂のハレマウマウ火口での活動により、火山ガスが1日あたり3,560トン噴出。寒冷前線の接近にともなって、広範囲に吹いている弱風の風向きが東南東に変わり、ハワイ諸島全域でヴォグに覆われました。
ぜんそくの持病がある人は、火山から放出される二酸化硫黄ガスが、ぜんそく発作や目、鼻、喉の炎症などを引き起こす可能性があるとして、州当局では注意を呼びかけています。また心血管疾患を患っている人、高齢者、乳幼児、妊婦なども、ヴォグにより健康被害が出ることが懸念されています。
気象予報によりますと、1月11日の遅くまでには、北北東からの風に変わり、ヴォグは南方向に移動するものとみられています。
(Hawaii News Nowより)
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