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キョーコ

7月のハワイ観光業、回復傾向

投稿者: キョーコ 更新日:2022年09月01日

Hawaii tourism arrivals hit recovery benchmark in July – but not all residents embracing the rise

オーバーツーリズムへの懸念の声も

州ビジネス・経済開発・観光局(DBEDT)が発表した2022年7月のハワイ州への渡航者数は、2020年1月以来最高となったことがわかりました。

ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によりますと、DBEDTが8月29日(月)に発表した予備統計では、7月の渡航者数は919,154人で、パンデミック前の2019年7月と比較して92%まで回復しています。

ハワイの観光産業の回復は、国内旅行者の増加に伴うもので、特に米本土西部からの旅行者が大きな伸びを示しました。しかしながら海外からの渡航者は依然としてパンデミック前を下回っており、中でもハワイの最大の海外市場である日本からの訪問者は大きく減少しています。

ハワイ州観光局のジョン・デ・フリース社長兼CEOは、日本からの旅行需要は秋から冬にかけて徐々に高まると予測しており、最近の東京―コナ線、東京―ホノルル線の国際便の再開により、旅行者の増加が期待されているとコメントしています。

観光産業が順調に回復を見せている中、観光客の急増による弊害(オーバーツーリズム)への対策が十分に講じられるかどうかを懸念する声も、一部から上がっています。

(Honolulu Star-Advertiserより)

 

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