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Mauna Loa showing potential to erupt once again

火山国立公園山頂地帯を一時閉鎖

ハワイ島のマウナロア山では過去2週間に渡り火山活動が活発化、地盤の隆起が確認されていることから、ハワイ火山国立公園はこのほど、予防措置として山頂地帯を一時閉鎖することを発表しました。

ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によりますと、ハワイ火山観測所は火山活動の活発化を受け、10月5日（水）にハワイ火山国立公園の山頂地帯の一時閉鎖を発表し、6日（木）からは通常の週次報告に代わり、火山の活動状況を毎日更新して公開するとしています。

ハワイ火山観測所のケン・ホン主任科学者は、火山の不安定な状態が高まれば噴火の可能性もあり得るとの見方を示していますが、現時点では差し迫った兆しはないとコメントしています。

ホン氏の説明では、マウナロアは、1950年以前は5、6年ごとに噴火していたことが報告されているが、1950年以降の噴火は2回のみで、最後に噴火した1984年からほぼ休眠状態が続いていました。

2019年に群発地震と地盤の隆起が確認され、2021年1月から3月まで地震活動が活発化。今年9月以降、本格的な火山活動が始まっていました。

（Honolulu Star-Advertiserより）