Manta ray tours popularity prompts regulation
ツアー客急増で安全性、環境への影響を懸念
野生のマンタレイを間近で鑑賞するツアーは、ハワイの人気アクティビティの一つですが、近年はツアー客の急増で、鑑賞スポットが過密状態になっており、安全上の問題や、環境への悪影響が懸念されており、州当局では鑑賞時間やツアー数の制限など、規制を設ける方向で検討していることがわかりました。
KHON2ニュースの報道によりますと、州土地・天然資源局（DLNR）周航・海洋娯楽課の説明では、規制案ではツアーガイドと客の比率を8対1にすることや、マンタレイの鑑賞時間を午後4時から翌日の午前4時までに制限、また鑑賞時間中は、鑑賞エリアでの釣りを禁止することなどが含まれています。
さらに規制案では、各エリアでマンタレイ鑑賞ツアーの営業許可数を24件に制限することも含まれており、一部のツアー業者からは、多くの従業員が職を失うことになる、と反対の声が上がっています。州当局の調べでは、現在操業中の鑑賞ボートは60〜70隻に上るとみられています。
土地・天然資源委員会は、ハワイ島のマカコ・ベイとカウカラエラエ・ポイントの鑑賞スポット２カ所において、規制設定に向けた手続きに着手することをこのほど承認しました。DLNRでは規則案に関する公聴会の日程を近く発表するとしています。
（KHON2 Newsより）
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