Chinese satellite lasers recorded over Hawaii
NASA、「中国の大気環境監視衛星の可能性」と解析
ハワイ諸島上空で1月下旬、緑色のレーザーが照射されているのを、国立天文台のライブカメラに記録されていたことが、このほど関係機関により明らかにされました。
KHON2ニュースの報道によりますと、緑色のレーザーは断続的に照射され、数秒間点滅している様子が1月28日、ハワイ島マウナケア山頂の国立天文台すばる望遠鏡に設置された星空カメラで撮影されていました。
当初、レーザー照射は米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星からのものと推測されていましたが、国立天文台は2月6日、ホームページ上で、中国の大気環境モニター衛星「大気1号(Daqi-1/AEMS)」による照射がもっとも有力である、とのNASAの科学者による解析結果を報告し、訂正文を発表しています。
中国の偵察気球が米国で撃ち落とされた時期と重なっていたこともあり、大きな話題となっていますが、ハワイ大学天文研究所の関係者は、今回のレーザー照射について、地球の大気中のCO2濃度を測るなど、大気環境を監視するもので、ハワイや周辺地域への危険はないと話しています。
(KHON2 Newsより)
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