Queen Liliuokalani’s Royal Standard will be returned to Hawaii thanks to a $60,000
オークション出品予定のリリウオカラニ女王の王旗など
王旗や公文書など、ハワイ王朝最後の君主、リリウオカラニ女王に関わる貴重な歴史的遺物が、1世紀以上の歳月を経てハワイの人々のもとに帰ってきます。
ホノルル・シビルビートの報道によりますと、このほどハワイに戻されるのは、王朝が転覆され、リリウオカラニ女王が王権を放棄した日にワシントンプレースに掲げられていた女王所有の王旗をはじめ、王朝転覆を図った軍部隊の責任者だったジョン・ソーパー大佐の親書など、貴重な歴史的遺物。当初ボナムス・オークションハウスのオンラインオークションに出品される予定でしたが、ハワイ州司法長官事務所から、これらの遺物は正式に州に帰属するとの書簡が送られてきたことから、出品が取り止められたということです。
その後の交渉で、ハワイ王朝の末裔で昨年12月に死去したアビゲイル・キノイキ・ケカウリケ・カワナナコア氏の遺産、そしてデイモン・エステートの相続人で慈善家のブレンダン・デイモン・エシングトン氏がそれぞれ3万ドル(約390万円)、合計6万ドル(約780万円)を寄付することにより、歴史的に貴重なハワイの遺物が個人の収集家の手に渡ることを防ぎました。
州公文管理官が来週にもニューヨークへ向かい、これらの遺物を持ち帰る予定となっています。
(Honolulu Civil Beatより)
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