Oahu housing market stays sluggish as high interest rates subdued sales
住宅ローン金利上昇で需要を圧迫
オアフ島の住宅市場は、住宅ローン金利の上昇で物件価格が下落に転じ、住宅需要が落ち込んでいます。
ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、ハワイ大学の分析では、今年下落した物件価格は、2024年以降もほぼ横ばいで推移する可能性があるということです。
ホノルル不動産協会のまとめでは、4月の一戸建て住宅の中間価格は、前年同月の110万5,000ドル(約1億5千万円)から10%下落し99万9,995ドル(約1億3,500万円)、コンドミニアムは51万ドル(約6,885万円)から2%下落し50万ドル(約6,750万円)との結果でした。
中間価格は、販売された物件の最低額から最高額までを並べ、その中央値を示すもので、市場の動向を見極めるための指標として使用されています。
4月の販売件数は、一戸建てが208件で前年同月の365件から43%と大きく減少。コンドミニアムも420件にとどまり、前年の672件から38%減少しました。
フレディマック(米連邦住宅貸付抵当公社)が発表したデータによると、期間30年の住宅ローンの固定金利の平均は9月中旬以降、6%から7%の間で推移しており、過去2年間でほぼ2倍に上昇しています。先週の平均金利は6.39%でした。
(Hawaii News Nowより)
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