Rider data apparently compromised in alleged ransomware attack on TheBus, Handi-Van
利用者情報など80万件のデータ流出の可能性
オアフ島の公共交通サービス「ザ・バス」と「ハンディヴァン」が6月15日未明にサイバー攻撃を受けていたことが判明、利用者情報など約80万件の個人情報が流出した可能性があることがわかりました。
ハワイ・ニュースナウ/アイランドニュースの報道によりますと、市運輸サービス局は、バスの運営を担うオアフ・トランジット・サービス(OTS)が、6月15日(土)午前1時ごろにサイバー攻撃を受けたことを発表。データの保護に向けウェブサイト、GPS、ホロカードのサービスは停止されていますが、バスとハンディヴァンの運行は継続されています。乗車の際にホロカードをスキャンすることができないため、乗客は運転手にカードを見せるだけで、料金は請求されないとのことです。
インドを拠点とするサイバーセキュリティ会社「ファルコン・フィーズ」は、OTSがマレーシアのサイバー犯罪集団「ドラゴンフォース」からランサムウエア(身代金要求型ウイルス)の攻撃の被害に遭ったことを明かしています。ドラゴンフォースは暗号化した80万件のデータを元に戻すことと引き換えに、(6月18日から10日以内に)身代金を要求しているということです。市運輸サービス局は、OTSでは身代金は支払っておらず、6月19日(水)までに全てのオンラインシステムを復旧させる予定と話しています。
OTSの情報漏洩は過去3年間で2回目。現在ホノルル警察とFBIによる捜査が続けられています。
(Hawaii News Now/Island Newsより)
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