Japanese national who caused scare at Hilo airport has been released
容疑者「ヒロ市内のストアで購入」と説明
ハワイ島ヒロ国際空港で7月9日(火)、手榴弾2つを機内に持ち込もうとしたとして逮捕された日本人の男が同日午後、釈放されたことが明らかになりました。
ハワイ・トリビューン・ヘラルドの報道によりますと、第1級テロ脅迫罪に問われているのは、金沢市在住のフクシマ・アキト容疑者(41)=漢字表記不明=で、空港のX線検査で手荷物から手榴弾2つが見つかり、ハワイ郡警察に逮捕されました。手榴弾はその後の調査で爆発しない「不活性」の状態だったことが確認されています。
第1級テロ脅迫罪はクラスCの重罪で、有罪が確定された最高5年の懲役が科されます。フクシマ容疑者はさらなる捜査が行われる間、不起訴のまま釈放されました。日本への帰国が可能ということです。州は事件発生から3年間の間に起訴することができ、起訴するには身柄引き渡し手続きが必要となります。
警察の調べに対し、フクシマ容疑者はヒロ市内の「ヒロ・サープラス・ストア」で不活性手榴弾と認識の上で購入したと説明しています。
今回の事件を受け、ホノルル日本国総領事館では旅行者に対し、複製品(レプリカ)であれ手榴弾のような爆発物を機内に持ち込むことは禁止されていると注意喚起しており、航空機利用時の荷物制限について事前に各航空会社に確認するよう呼び掛けています。
ホノルル日本国総領事館による発表はこちらから。
(Hawaii Tribune Herald/ホノルル日本国総領事館より)
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