両社、消費者保護政策導入などに同意
アラスカ航空の親会社であるアラスカ・エア・グループは9月18日(水)、ハワイアン航空の親会社であるハワイアン・ホールディングスを19億ドル(約2,680億円)で買収したことを発表しました。
ホノルル・スターアドバタイザー紙/ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、米運輸省が17日(火)、合併計画において両社が消費者保護政策の導入など、一定の条件に同意したことを受け、承認したことを発表していました。主な保護政策や条件には以下の内容が含まれています。
・リワードプログラムの特典の価値の保護
・米本土〜ハワイ間の主要路線、隣島間サービスの維持
・地方路線へのサービス維持
・ホノルルのハブ空港で他社と公平に競争できるアクセス権の確保
・手数料なしでの家族向け座席の提供、管理可能な範囲での遅延、キャンセルに対する代替補償
・軍人家族向けのコスト削減
買収取引完了後、ハワイアン航空の社長兼最高経営責任者(CEO)のピーター・イングラム氏が退任。アラスカ航空のハワイ州及び太平洋地域社長のジョー・スプレイグ氏がハワイアン航空のCEOに就任し、米連邦航空局から統一された会社での運航証明を取得するまでの間、暫定チームを率いてハワイアン航空の運営管理を担うということです。
(Honolulu Star-Advertiser/Hawaii News Nowより)
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