米地質調査所:インフラや人命への直接的脅威なし
ハワイ島キラウエア火山で9月15日(日)に確認された噴火活動は、一時休止後に再び噴火が始まり、ハワイ火山国立公園の奥地で噴火活動が活発化したことが、このほど米地質調査所(USGS)ハワイ火山観測所の発表で明らかになりました。
ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、噴火活動は9月15日(日)の夜にナパウ・クレーター西側の東リフトゾーン中央部の奥地で開始した後、およそ1時間後に一時的に休止していました。その後、16日(月)午後6時ごろに再び噴火が始まり、17日(火)午前4時から5時にかけて、活動が活発化したことが確認されています。
溶岩は2カ所の裂け目から噴出しており、これまでの噴出量はオリンピックサイズのプール8杯分に相当、また火口からは二酸化硫黄の排出が続いていると、USGSは説明しています。なお、インフラや人命への差し迫った脅威はないということです。
噴火活動の再開を受け、火山警戒レベルが「注意」から「警戒」に、また航空機の運航に関わるリスクを示す航空用カラーコードも「黄色」から「オレンジ」に引き上げられました。
(Hawaii News Nowより)
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