労使交渉終息の見通し立たず、サービスに不満の声も
労働条件の改善を求めて9月24日から始まったワイキキのヒルトン・ハワイアン・ビレッジの従業員によるストライキは、11日目に突入しましたが、ホテル側との交渉は合意に達しておらず、明確な終息の見通しは立っていません。
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アイランドニュースの報道によりますと、10月4日時点でも、同ホテルのハウスキーパー、フロントデスク、飲食サービスの従業員らが加入する労働組合「ユナイト・ヒア・ローカル5」によるストライキは依然として続いています。
カリフォルニア州から訪れている宿泊客は「滞在中の5日間、部屋の掃除がされていない」と話しています。また、他の宿泊客からも「ストライキについて事前に知らせてほしかった」や「新しいタオルが手に入れられない」など、ルームサービスの遅れに対する不満の声が上がっています。
ホテル広報担当者は、従業員とホテルの双方にとって有益で公正、かつ合理的な合意を目指し、交渉を続けていると述べています。また宿泊客に対しては、個々のニーズに応え、不便を解消し、満足してもらえるよう尽力しているとして、理解を求めています。
労組とホテル側との労使交渉は4月から続けられています。従業員らは賃金引き上げや公正な業務量、業務量に応じた適切な人員配置などの労働条件の改善を求めており、合意に達するまで粘り強く交渉を続ける意向です。
※10月6日(日)時点において、ストライキが継続されていることを確認しています。
（Island Newsより）
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