環境保全と混雑緩和に向けた取り組み
ホノルル市議会はこのほど、「ラニカイ・ピルボックス・ハイク」として知られるカイヴァ・リッジ・トレイルの整備計画、及びビジター管理に関する州土地天然資源局(DLNR)の許可申請を承認しました。これにより、長年の課題だった同トレイルの環境保全と混雑緩和に向けた取り組みが本格的に始動します。
KHON2ニュースの報道によりますと、カイヴァ・リッジ・トレイルには連日多くの人が訪れ、沿岸の環境への悪影響に加え、地域住民の暮らしにも支障を及ぼしています。DLNR森林・野生生物課では、侵食が深刻なエリアを整備し、土砂の流出を抑える計画に着手するということです。
また、混雑の緩和に向け、テクノロジー企業と協力し、予約制システムの導入も検討しています。DLNRが管轄するトレイル管理プログラム「ナ・アラ・ヘレ」によるルール改正が承認されれば、予約制の導入や観光客からの利用料徴収(ハワイ住民は無料)も可能になるとしています。
DLNRは、ルール改正が実現すれば、州のトレイルにおいては初の予約制導入となり(*ダイヤモンドヘッド・トレイルは州立モニュメントに該当)、自然環境の保全と観光の共生を実現する新たな管理モデルとして期待を寄せています。
(KHON2 Newsより)
◎関連記事
絶景ハイキング、「ラニカイ・ピルボックス」完全ガイド(更新日:2023年3月15日)
ダイヤモンドヘッド登山 初心者ガイド2025年最新版(予約方法など)(更新日:2025年4月22日)
コメントを残す