Big Island Volcanic activities have no big effect on its tourism
噴火の影響は東部プナの一部区域のみ
ハワイ島東部のキラウエア火山噴火に伴い、ハワイ州観光局はハワイ島観光に関する現況を発表しました。それによると、同島では東部プナ地区の一部区域では溶岩流出など噴火の影響はあるものの、ハワイ島西部ケアホレにあるエリソン・オニヅカ・コナ国際空港や、東部のヒロ国際空港は通常通りの営業が行われており、現時点で観光への影響はありません。
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ハワイ州観光局は、キラウエア火山から溶岩が流出しているのは、ハワイ島東海岸のプナ地区の隔離された一部のエリアであり、ハワイ島西海岸のコハラ地区やコナ海岸など観光客が主に宿泊するエリアからは約160km離れており、ハワイ島への観光客が予定を変更する必要はないと述べています。
また、米国立公園局ウェブサイトによると、ハワイ火山国立公園(Hawaii Volcanoes National Park)も一時閉鎖後、8日朝現在は再び開園しています。当面の開園時間は毎日7時~22時です。キラウエア・ビジターセンターとジャガー・ミュージアムは通常の営業を再開しており、各営業時間は9時~17時と10時~20時となっています。
ハワイ州観光局では規制区域の交通アクセスについて、「ポホイキロードはレイラニエステートとラニプナガーデン区域の住民の避難経路を確保している為、132 号線との分岐点から 137 号線まで通行止め。避難目的以外で来られる方以外は通行禁止となります。規制エリア内での宿泊予約をされている方及びツアーアクティビティをご予約されている方は、宿泊施設やツアー催行会社に直接最新情報をお問合せください」と述べています。
火山の噴火による大気への影響についてはハワイ保険局のウェブサイトを参考にしてください。同局によると、ハワイ火山国立公園やヒロ、コナ、コハラなどの観光地域では二酸化硫黄などの影響はほぼ皆無で、5月8日午前9時15分現在の大気状況は良好となっています。
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