ハワイアンホースト創業95周年祝う、マカデミアナッツチョコの歴史

Hawaiian Host Celebrates the 95th Anniversary

1927年に小さなキャンディーショップから始まった「ハワイアンホースト」

2022年10月12日（水）、ハワイ土産の定番「ハワイアンホースト」が、創業95周年を迎え、ホノルルのビショップ博物館で記念パーティーが開かれました。

ハワイアンホーストの歴史

ハワイの老舗チョコレートブランド「ハワイアンホースト」の歴史は、ハワイが急成長を遂げた1927年にさかのぼります。ワイキキにロイヤル・ハワイアン・ホテルが開業したのをはじめ、ハワイ州に初の博物館やドライブイン・レストランなどがオープンしたのもこの年です。

そんな1927年に、ホノルルのダウンタウンに小さな菓子店「エレン・ダイ・キャンディーズ」も開業しました。経営者ジョン・ダイ氏は、チョコレートとハワイ産マカデミアナッツを使った新しいチョコレートの開発に取り組んでいたといいます。

それから数十年後、菓子職人になる夢を抱いていたマモル・タキタニという青年が、故郷マウイ島でマカデミアナッツを自家製ミルクチョコレートにディッピングしたシークレットレシピを開発し、大好評を得たあと1960年に妻のアイ子さんと一緒に「エレン・ダイ・キャンディーズ」を買収。ブランド名を「ハワイアンホースト」と改め、ホノルルのカイムキにお店をオープンしました。

その後世界中の人々に愛されるチョコレートになるまで、大きな成長を遂げたのは言うまでもありません。

右上、右下：タキタニ夫妻、ハワイアンホーストの従業員

ハワイを象徴する大きなチョコレートブランドへ

現在は、ハワイアンホースト、KOHO、マウナロア社を傘下におくハワイを象徴する「ハワイアンホーストグループ」というブランドへと成長。マカデミアナッツとチョコレートを使ったスイーツのパイオニアとして、ハワイのみならず世界中で広く愛され続けています。

ハワイアンホーストは自然豊かなハワイで育ったマカデミアナッツと、プレミアムチョコレート、ハチミツ、コナコーヒーなど、ハワイ産にこだわり厳選した材料のみを使用しています。ハワイの人々はもちろん、世界各国からハワイを訪れる旅行者まで、だれからも愛されるハワイのチョコレートを作り続けています。

左上から時計回りに：Founder’s Collection（ファウンダーズコレクション）、マックナッツクランチ、フレーバーズ・オブ・アロハ、パラダイスコレクション

「創業95年目という節目を迎えるにあたり、私たちはとても誇らしいと同時に恐縮な気持ちです。お客様や提携企業の皆様、従業員（過去と現在の）の人々には心から感謝の意を表します。創業者のタキタニ夫妻は、美味しく高品質の商品を世に送り出しただけでなく、ハワイのアンバサダーとしてアロハ精神も同時に世界に紹介するという、大胆な未来構想を持っていました。私たちは彼らのレガシーをまた次の95年間、伝授していけるよう尽力したいと思います」ハワイアンホースト・グループの社長兼、最高経営責任者のエド・ショルツ氏は語ります。

ハワイアン・ホーストに関する詳細はこちらからご覧ください。