Where to eat at Kapolei Commons
最近もっとも注目を集めているオアフ島の街といえば、急速に開発が進む西部カポレイです。
「レイル」と呼ばれる高架鉄道の始発駅となるのもそのカポレイ。2020年にはアロハ・スタジアムまで、また2025年にはアラモアナセンターまでが開通予定なうえ、オアフ島屈指の人気リゾート・コオリナからも車で約10分程度でとっても便利です。
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さて、注目のお店が続々とオープンするこの街でも、ショッピングやダイニングの穴場的なスポットとして地元の人に大人気な総合商業施設といえば「カポレイ・コモンズ」!
そのカポレイ・コモンズ、前回の記事ではショッピングを楽しめるお店の数々をご紹介しました。思いきりショッピングを楽しんだら、気になるのは当然「お食事処」! 実はここ、西オアフでは知る人ぞ知るグルメの穴場なのです! そこで今回は、Myハワイ編集部が総力取材したカポレイ・コモンズ版「使えるグルメガイド」をお届けします!
カジュアル派におすすめのお店
「ロス」、「T.J.マックス」、「ピア1インポート」、「ターゲット」など有名な大型小売店がずらりと並ぶカポレイ・コモンズ。当然ショッピングにじっくり時間をかけたいが人情というもので「食事は安くて美味しいものをカジュアルに手早く済ませたい」という場合も多いと思います。まずはそんな方におすすめの場所からご紹介しましょう!
ダウン トゥ アース(Down to Earth)
ホノルルに1号店を持つベジタリアン専門マーケットには、ナチュラル&オーガニックな食材の品揃えが充実しています。肉や魚、卵、牛乳など、アニマルプロダクトを一切販売しないベジタリアン&ビーガン専門店ですが、ベジタリアンではなくても気軽に楽しめるチョイスがたくさんあるのでおすすめです。
「レストランで料理を待つ時間がもったいない!」という方におすすめしたいのはこちらのフードバー。さまざまな野菜がズラリと並ぶサラダバーだけでなく、温かい料理やスープも充実していてどれを食べようか迷ってしまうほどです。
こちらは併設されたベーカリーで毎日焼かれるマフィン。もちろん卵も牛乳も使用していません。左はチョコレートチップマフィン、右はマンゴーマカダミアナッツマフィンです。ペストリーはほかにもバナナブレッドやブラウニー、各種クッキー、ドーナツなど種類豊富です。
こちらは時間がない人の強い味方、パッケージ入りの食品です。ビーチで食べたり、コンドミニアムにステイしている場合は、買って帰って夕ご飯のおかずにしたりするのも良いアイデアですね。
ダウン トゥ アースではサンドイッチやヴェジーバーガー、アサイーボウルなどのメニューも豊富。上の写真はヴェジーバーガーですが、肉なしでも食べ応え十分。野菜たっぷり、パンも美味しくておすすめです。
また、このお店には今日本でもブームになっている発酵飲料「コンブチャ」の自動マシンがあり、自分で好きなフレーバーを選べんでカップに入れることができます。
ダウン トゥ アースは食事のオプションがとにかく多いうえ、値段もリーズナブル。チップも不要なのが経済的でうれしいですよね。また栄養面でも、外食が続いてビタミン不足になりがちな旅行者にとってはありがたいお店です。
◎ダウン トゥ アース(Down to Earth)
電話:(808)675-2300
営業時間:7:30-22:00(デリは21:00にクローズ)
ウェブサイト:www.downtoearth.org
ラ・トゥール・カフェ(La Tour Cafe)
美味しいピザやサンドイッチをカジュアルに食べられるお店をお探しなら、おすすめは「ラ・トゥール・カフェ」。自家製パンが自慢のカフェは、ここカポレイ店のほか、コストコ近くにある二ミッツ・ハイウェイのイヴィレイ店(本店)と、アイナハイナ、パールシティ、カネオヘに支店がある人気のお店です。
店内とテラス席にテーブルがあります。テラス席にはこのとおり大きなテーブルもあるので大人数で訪れても大丈夫。フランス文化の影響を色濃く残すベトナム料理はフランスパンを使ったサンドイッチで有名です。下のサンドイッチはこの店でとても人気があるという「ミートボール・バンミー(Meatball Bahn Mi、$10.90)」。
ラ・トゥール・カフェでは自家製のオーガニックパンを使っているそうでうれしい限りです。日本のカリッと歯ごたえのいいフランスパンと違い、こちらは柔らかくて食べやすいです。
ベトナム式チキンミートボールとニンジンと大根のなます、そしてベトナム料理に欠かせないパクチーが入っています。なますとミートボールのコンビネーションが日本人のテイストによく合っていてランチにぴったり! コンボにはサラダ、またはホームメードのポテトチップスが付きます。
こちらは12インチのフラットブレッドピザ。この日は「マルゲリータ(Margherita、$11)」をオーダー。地元ビジネスだけありホームメード感たっぷりのピザで値段も手ごろなのがうれしい限り。食べ応えのあるサイズなので、ほかのメニューとともに2、3人でシェアしても満足感があります。ホワイトソースにモッツァレラチーズ+バジルの組み合わせは万人に受ける味です。
さて、サンドイッチやピザのほかにこのカフェで有名なのは、ショーケースにずらりと並ぶマカロンで1個$2.05。ランチ後のデザートや、ドライブ中のおやつ用に数個買って行くと良いかも。パーティーの手土産にしても喜ばれそうです。
マカロンもラ・トゥール・カフェで作られたホームメードで、毎日12~16種のフレーバーが用意されるそうです。ブルーグリーン色が鮮やかなこちらは「ブルーベリーチーズケーキ」マカロン。ほかにも抹茶グリーンティー、コーヒー、グアバ、クッキー&クリーム、バニラ、チョコレートなどのフレーバーがあり、選ぶのが楽しくなります。
◎La Tour Cafe
電話:(808)888-2220
営業時間:日曜~木曜10:00-21:00、金・土曜10:00-22:00
ウェブサイト:latourcafe.com
メンチーズ・フローズン・ヨーグルト(Menchie’s Frozen Yogurt)
ランチを食べたらデザートが欲しくなるもの。そんなときは、カリフォルニアで生まれたセルフサービスのフローズンヨーグルトショップ「メンチーズ」へ直行しましょう!
この店では、まずカウンターでフローズンヨーグルトを入れるボウルをもらいます。ボウルだけ、ワッフル入りボウル(ワッフルは別料金)のチョイスがあります。
そのボウルを持ってこちらのマシーンへ。自分で好きなフレーバーのフローズンヨーグルトを好きな量入れることができます。フレーバーにはバニラ、チョコレート、ストロベリー、チーズケーキなど多数。いくつかのフレーバーを混ぜることももちろんできます。
フローズンヨーグルトをボウルに入れたらこちらのトッピングステーションへ(トッピングがいらない場合はそのままレジで清算します)。チョコレートやグミ、ココナッツ、ワッフルコーンなどのほかに、フルーツなどもトッピングすることができます。
チョコレートやキャラメルソース、マシュマロのトッピングも。トッピングの種類がとにかく豊富なのがメンチーズの人気の秘密。自分で選べるので子どもたちも大喜びです。自分だけのクリエイティブなデザートを作ることができますよ。
トッピングが終わったらレジへ。値段は自分で作ったボウルの重量で決定され、1オンス(約28.35g)につき63セント(+ハワイ州消費税)という計算となります。この日は下の写真のように、フルーツをたっぷりのせて作ってみました。このくらいのボリュームでワッフルなしだと$5~6前後が相場です。
メンチーズのフローズンヨーグルトはカリフォルニア州の新鮮な牛乳をベースに作られていて、人工着色料や人工甘味料の添加は一切せず、自然食材のフレーバーを生かしているそうです。またノンファット(無脂肪)、ローファット(低脂肪)のヘルシーなチョイスもあります。
◎Menchie’s Frozen Yogurt
電話:(808)674-1320
営業時間:日曜~木曜11:00-21:00、金・土曜11:00-22:00
ウェブサイト:www.menchies.com
味にこだわるグルメ派におすすめの店
「せっかくハワイに来たんだから、素敵なレストランでハワイらしい食事をゆっくり楽しみたい!」という方におすすめなのが、「イーティングハウス1849」と「DBグリル」。どちらもローカルに熱い支持を受ける人気のレストランです。では早速カポレイ・コモンズを代表するグルメ店2店のおすすめメニューをご紹介しましょう!
イーティングハウス1849(Eating House 1849)
ハワイ料理界の第一人者と呼ばれるセレブシェフ、ロイ・ヤマグチ氏が展開するレストラン。ワイキキのインターナショナルマーケットプレイスにも同じレストランがありますが、支店ごとにメニューが微妙に違うそうですので、こちらカポレイ・コモンズ店もぜひ試してみてください。
インドア&アウトドアスペースを有効に利用したカジュアルで開放的な雰囲気のレストラン。ロイ・ヤマグチ氏がハワイの地産食材を最大限に利用してプロデュースした料理の数々をリーズナブルに楽しめるのがうれしい限りです。
モダンなデザインをベースに、木の温かみを生かしたレストランのインテリア。コンテンポラリーとノスタルジックな雰囲気がうまく調和しています。古き良きプランテーション時代のハワイを彷彿とさせる印象です。バーに腰掛けて、ひとり静かにビールやカクテルを楽しむ客さんもいました。
さて、いよいよ人気メニューのご紹介です。まずこちらはアペタイザーメニューの「ロイズオリジナル四川風リブ(Roy’s Original Szechuan Ribs、$17.50)」。スモークしたリブを甘辛でこってりした四川風ソースでからめた逸品です。ボリュームがあるので、何人かでシェアしても良いかもしれません。
同じくアペタイザーから「ブリュッセル・スプラウト(芽キャベツ)&カリフラワーのロースト(Roasted Brussels &Cauliflower、$14.50)」。野菜炒めと思いきや、バターと松の実、レーズン、バルサミコ酢でアレンジした甘みのある、スナック感覚で食べられる料理でした。編集部員2人も夢中になって平らげたかなりおすすめの品です。
そしてこちらは評判のロイ・ヤマグチ式ポケボウル「E.H.アヒボウル(E.H.Ahi Bowl、$22)」。お醤油が効いた特製ソースでからめたアヒ(マグロ)の切り身がご飯とマッチして美味! タマネギと長ネギの風味がぴりっとしたアクセントになり、日本人の口にとっても良く合います。アボカド付きでこれ一皿だけで栄養たっぷりです。
オリジナルのカクテルも多種用意されています。こちらはマウイ島でオーガニックのサトウキビと深海から汲み上げたミネラルウォーターで作られたウォッカ、「オーシャン」を使ったカクテル。
シトラスの爽やかな風味がスッキリした口当たりですいすい飲めてしまいますが、ウォッカ入りなので酔わないようご注意くださいね!
◎Eating House1849
電話:(808)447-1849
営業時間:ランチ:11:00-15:00、ディナー:日曜~木曜17:00-21:00、金・土曜17:00-22:00
ウェブサイト:www.eatinghouse1849.com
DBグリル(DB Grill)
ホノルルのカカアコにあるレストランバー「カフェ・ダック・バット(Cafe Duck Butt)」の姉妹店がこちら「DBグリル」。実はここ、韓国を中心としたアジア料理をローカル流にアレンジしたオリジナル料理の数々が西オアフローカルに評判を呼ぶ、東オアフの住人には知られていない隠れ人気店なのです。
シンプル&コンテンポラリーなインテリアが素敵な店内。天井は吹き抜けになっていてとても広く感じます。2階には夜用のパーティースペースがあり、誕生日パーティーや結婚式前のバチェラーパーティーなどを開くグループが多いそうで、かなり先まで予約でいっぱいだとか。
ではDBグリル自慢のメニューをご紹介しましょう。
まずはディナーメニューの「DBスパイシーガーリックシュリンプ(DB Spicy Garlic Shrimp、$24)」。エビは甘さと辛さがちょうどよくミックスしたソースでからめてあり、口にするとピリッと程よく刺激的で美味! ご飯ともぴったり合う一品です。
お次はDBグリルおすすめの「DBグリルド・トーフ・サラダ(DB Grilled Tofu Salad、$9)」。お手ごろな値段ですがボリュームを見たらびっくり。写真では分かりにくいですが、大皿に網焼きしたお豆腐と野菜が「てんこ盛り」にしてありますので、3~4人でシェアするとちょうど良いかもしれません。
「ちょっと多いかな…」と思いつつ、DB特製「スパイシーソイソース(醤油)ヴィネグレットドレッシング」でもりもり食が進み、結局全部平らげてしまいました。
お次に出てきたこちらもDBグリルおすすめの「キムチ・フライド・ライス(Kimchee Fried Rice、$13)」。キムチの風味がぴりっと効いたフライドライスの上には絶妙に調理された半熟目玉焼き。細かく切った海苔は食べる直前にかけると良いですよ、とはシェフのアドバイス。
一皿分の量が多いだけでなく料理の質も驚くほど良くて人気の秘密が分かった気がします。このレストランでは1人が1皿を頼むというよりも、3~4皿頼んで5~6人でシェアするのが正解。価格もリーズナブルなので、友達や家族と訪れるのにぴったりのレストランです!
◎DB Grill
電話:(808)376-0885
営業時間:日曜~木曜 11:00-24:00、金・土曜:11:00-1:00
ウェブサイト:dbgrillhi.com
Myハワイ編集部による「カポレイ・コモンズのグルメガイド」いかがでしたか?
今回写真は掲載していませんが、このほかにもおなじみの焼肉レストラン「牛角(Gyu-Kaku)」や、サラダ専門店「アロハサラダ(Aloha Salads)」、カジュアルメキシカン「ビック・タコス(Bic Tacos)」、回る寿司「元気寿司(Genki Sushi)」、ファミリーレストラン「デニーズ(Denny’s)」などもあります。
また買い物休憩のコーヒーやスナックだけなら「スターバックス(Starbucks)」、「ダンキンドーナッツ(Dunkin Donuts)」もおすすめです。
「西オアフで1日たっぷりショッピングを楽しみたい」という方、ランチ&ディナーはチョイスの豊富なカポレイ・コモンズへどうぞ!
※値段は2018年3月31日現在のものです。ランチとディナー時では料金が異なることもあります。
◎カポレイ・コモンズ(Kapolei Commons)
場所:4450 Kapolei Pkwy. Kapolei
電話:(808)529-9560
営業時間:店により異なる
休み:無休
ウェブサイト:TheKapoleiCommons.com
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