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■ハワイ出身のデザイナー、タマールを迎え、新ラインがスタート！ 1956年にレディスブランドとしてスターとしたハワイの老舗ブランド「トリ･リチャード」が、50年以上の時を経て、テーマを「バック･トゥ･ザ･ヴィンテージ」とし、レディスラインを蘇らせました。すでに、ショー･ウィンドーに飾られている涼やかなドレスの虜になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか？　 デザイナー、タマラ･ハシング･ウォンを紹介された時、瞬く間にその爽やかな笑顔の虜になりました。彼女のデザインするラインは、彼女そのままの上品でナチュラル感溢れるデザインです。31才の若きデザイナー、タマラはハワイ生まれ。ビーチを遊び場に、海を1番の親友として育ったと言います。シアトルの大学でデザインを勉強した後、アメリカン･ブランド「エディー･バウアー」のメンズシャツのデザインを8年務めてキャリアを積みました。その後、暖かい気候と人が恋しくなり、彼女の原点であるハワイに戻り、サーファー･ブランドの「ローカルモーション」のジュニア・レディスラインのデザインを始めました。その間に、スポーツブランドの持つ、そぎ落とされたシンプルさの中にも自然の美しさを表現する技術を習得したそうです。その後、メンズシャツの老舗「カハラ」を復興するのに携わり、縁があってトリ･リチャードの新しいレディスラインを担当することになったシンデレラ･ガール。彼女の作るコレクションは、リゾート感の中にもトレンドをバランス良く取り入れ、洗練された上品な現代女性を表現しています。ターゲットは25才から45才の女性。旅行が好きで芸術をたしなみ、家族を大切にし、美味しい食事とワインを楽しみ、人生の最も大切でシンプルなものを大事にする女性に着てほしいそうです。タマールは、彼女のデザインする服を通じて、アロハスピリットを世界の人々と分かち合いたいと言います。タマラのように自然体で前向きな、ハワイの海や自然を愛する方には待望のライン登場です。

■柄は60〜70年代の物を復刻。デザインは今の時代にあわせて

柄の多くは、トリ･リチャードが60〜70年代に使用したものを再利用。彼女がハワイを感じる、繊細な線で大胆に描かれた柄が並びます。モノトーンでハワイアンキルトを表現したもの、風になびくお花が美しい｢パシフィックブルー｣、優しい黄色がアクセントの｢サン｣、繊細なピンクの蘭を描いた｢オーキッド｣、今年、リニューアル･オープン予定のザ･ロイヤル･ハワイアン･ホテルをイメージしたピンクが鮮やかな｢ウォーターメロン｣。その他にもハワイならではの虹、タパ、貝殻を柄に取り入れたものが並びます。素材は高級感のあるシルク混を多く使い、軽くて柔らかくて見ているだけでハワイのそよ風を感じます。シルエットは現代的で上品な女性に似合うようにシンプルで美しく流れ、随所にトレンドも取り入れており、襟元には丁寧に作られたタックやドレープが入っています。メンズラインと同様、きちんと縫製された商品には、刺繍、スモッキングなどの二次加工が加えられ、こだわりを感じさせます。上下を同じ柄でそろえたり、単色のニットウエアと組み合わせたりと、何通りにも楽しめるように商品も揃っています。シルク＋ミルク（牛乳繊維）の素材を使用したニットウエアは肌触りが良く保湿力にも優れていて、袖はかわいいバルーン･スリーブになっています。もちろん、柄とシルエットを堪能したい方のためにワンピースも豊富に揃っています。｢スリップ･オン･アンド･ゴー｣気楽に着られて、でも上品に見え、ちょっとしたパーティーにも引き立つそんなコレクションです。 タマラはトリ･リチャードのレデイスラインについて、お客さんに覚えていてほしいことが3つあると言います。まずは、現代女性のための高級感のあるブランドであること。ハワイ発のブランドであること。そして、リゾートスタイルを提案するブランドであるということ。

新しいハワイを感じたいあなた、トリ･リチャードのレディスライン｢バック･トゥー･ザ･ヴィンテージ｣をご覧になってみてはいかがでしょうか？