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ボルケーノビレッジは、ヒロから火山国立公園に向かい、国立公園の入口の少し手前に広がる地域で、キラウエアの火口の北東部分にあたります。標高1000m以上の場所にあり、涼しげな空気のなか、オヒアの木やシダ類が鬱蒼と茂っています。作家やアーティストが多く住むボルケーノビレッジに、国立公園の行き帰りに、ぜひ立ち寄ってみてください。 (Aloha Express137号)

写真上：こぢんまりしていますが、ボルケーノビレッジセンターには、
ジェネラルストアやレストランがはいっています。

写真左下：タイヤを並べただけですが、なんとなくアートっぽい印象です。

写真右下：店の壁面にキラウエア火山が描かれているのは、ボルケーノビレッジならでは。

ボルケーノズ･ラヴァロック･カフェ　Volcano’s Lava Rock Cafe

火山国立公園に近いボルケーノビレッジ周辺は、オヒアやシダの森が続きます。そんななかで、いつでも食事ができるカフェとして、長年観光客に愛され続けているのがここです。パンケーキやロコモコから、テリヤキビーフなどのローカルプレート、バーガーなど、食事メニューが豊富に揃っています。いつでも誰でも食べたいひと皿が見つかる、ありがたい食事処です。

写真左：熱々のテリヤキビーフ＄11.95、奥はロコモコ＄9.45

写真右上：ハーブ入りトルティーヤで巻いたシュリンプ＆クラブ･ラップ＄11.45。

写真右下：インテリアはシンプルですが、飾ってある絵はやはりボルケーノに関するものです。

オへロ･カフェ　‘Ohelo Cafe

2015年にオープン以来、地元で話題となっている店です。取材時も近隣に住む女性同士がディナーを楽しんでいました。「毎日仕入れる新鮮な魚の料理や、日々違うスタイルで提供するステーキ、ピザ窯で焼く本格的なピザもあるよ。ハワイ風の新しいアメリカ料理かな？」とオーナーのトムさんが、朗らかに話してくれました。フレンドリーな接客で、和気あいあいとした雰囲気も人気の理由です。

写真上：ベイビーバックリブ＄24、ハウスサラダ＄9、カクテルも各種あります。

写真左下：木の雰囲気をいかした、落ち着いたインテリアです。

写真右下：ビールサンプラーのビアフライト＄10、マルガリータピザ＄12.50。

ボルケーノ･ワイナリー　Volcano Winery

1986年以降、地産のブドウ、グァバ、ジャボチカバ･ベリーなどのトロピカルフルーツや、はちみつを使って、ワインを造り続けているワイナリーです。農業に適した火山灰土壌に降り注ぐ太陽、高原の冷たい空気は、ブドウ栽培はもちろん、茶の栽培にも最適なのだとか。近年ではホワイトティーが全米ティーコンテストで優勝しました。はちみつとブラックティーを使ったワインは、ぜひ試飲を！

写真上：ワイナリーのなかでは、ワイン7種の試飲が＄5でできます。

写真左下：右からシンフォニードライ＄18、ハワイアングァバ＆グレープ＄20、ボルケーノレッド＄19。

写真右下：賞に輝いたティーもおすすめ。ホワイト6g、ブラック12g、各＄10.95。