編集部: クリスさんはハワイ出身とお聞きしていますが…?
クリス・カジオカ(以下シェフ): そうです。僕はハワイで生まれ育ったんだけど、高校を卒業してからニューヨークとサンフランシスコに6年ずつ、合計12年間住んでいました。
編集部: ハワイ・フード&ワイン・フェスティバルは今年が初めてですか?
シェフ: 去年も参加しているから今年で2年目です。
編集部: (ハワイ・フード&ワイン・フェスティバルで)今回の料理に使った材料は何ですか?
シェフ: 今回はオイスターとスモークポテトの料理で、ハワイ産のオイスター、海草(オゴ)を使っています。
編集部: このフェスティバルについてどう思いますか?
シェフ: 素晴らしいと思うよ。
編集部: なぜそう思うのですか?
シェフ: だって世界中の素晴らしいシェフたちが集まって、ローカル産の食材を使った独自の料理を披露できるし、フェスティバルに来た人たちもその美味しい料理を堪能できるでしょ? 両方にメリットがあるよね!
編集部: このフェスティバルのテーマについてどう思われますか?
シェフ: すごくいいと思います。このフェスティバルの一つ一つのイベントにそれぞれ違ったテーマが含まれていて、どれも素晴らしいと思うよ。「地産地消」というテーマも良いよね。ハワイのファーマーたちが集結してハワイで採れるものを一度に皆に紹介できるのがすごいよね。
編集部: クリスさんは来年の春に新しいレストランをオープンされるということですが、そちらのほうについてちょっと教えていただけますか?
シェフ: 僕はこれまでアラモアナのVintage Cave(ヴィンテージ・ケーブ)で料理をしていたんだけど、今度新しく自分のお店をオープンすることになりました。レストランは、セット・メニュー方式で、料理にはローカル産の材料をたくさん使おうと思っています。
編集部: ハワイ産の材料で一番好きなものは何ですか?
シェフ: 僕の料理にはシーフードがたくさん使われているんだ。大体僕が使う70%の食材がシーフードなんだよ。僕はハワイ産の食材の中ではシーフードがベストだって思っているからね。
編集部: クリスさんの料理の決め手はなんでしょう?
シェフ: ジャパニーズ・フレーバーかな。
編集部: レストランの場所はどの辺りなんでしょうか?
シェフ: 場所はまだはっきりは決まっていないんだ。でもタウンだということは確か。ワイキキから10分くらいのところかな。日本の人たちもたくさん来てくれたら嬉しいな。
編集部: ありがとうございました。新しいレストラン楽しみにしています。
シェフ: ありがとう!
●クリス・カジオカ ・プロフィール ハワイ出身。調理学校を卒業後、サンフランシスコのリッツカールトン・ホテルのダイニングルーム、ニューヨークのパーセレストランなどの一流レストランで経験をつむ。伝統的な調理法と自身が受け継いだ伝統を生かした独自のスタイルで作り上げた独特のコンテンポラリー・フレンチ・キュージーヌ、新鮮な季節の食材を使った和の繊細さが特徴の料理で数々の賞を受賞。2014年夏、「レストランCK」をオープンするためオアフ島のヴィンテージケーブを退職。
(2014年10月更新)
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