編集部: 今回は海外に住む日系人でしかも逆境の時代で、日本にしか住んだ事のない日本の方には想像できない苦悩などがある役だと思うのですが、それを演じるにあたり何か役作りなどはされましたか?
高畑充希さん(以下高畑): 特に役作りというのはしていないです。その時代の勉強はしたんですが。役作りというよりは、現場にいてその場でエミー(劇中での高畑さんが演じる役)という女の子を作っていくという感じでした。
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編集部: 映画の撮影で一番大変だったところはどんなところですか?
高畑: 大変なのは全部大変だったんですけど、印象的だったのは、カフェで(野球)チームの人たちの前で演説して歌を歌うシーンがあるんです。わりと長いシーンだったんですけど、ワンカットというか1回だけ回して撮ったので、そこはすごく緊張しました。
編集部: 勉強はどんな方法でされたのですか?
高畑: うーん。ネットを観たり書類を見たりという感じです。
編集部: 日系人の多いハワイでの上映を控えていますが、そんなハワイの人たちにとってのこの映画の見所などあれば教えてください。
高畑: すごく派手な映画ではないですが、登場人物1人1人の繊細な気持ちの揺れ動きなどがすごく細やかに描かれていて、どっぷり入り込んでみて頂ければ嬉しいなと思います。
編集部: ハワイでの自由時間はありますか?
高畑: 明日です。
編集部: 何をする予定ですか?
高畑: 買い物と美味しいものですね。
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編集部: ハワイは初めてですか?
高畑: 小さいころ家族と一度きたことがあります。
編集部: 2度目の印象は?
高畑: 次はプライベートで来たいですね。
編集部: ありがとうございました。
高畑: ありがとうございます。
●インタビューを終えて… 黒目がちの大きな瞳をキラキラさせながら質問に答えてくれる高畑さんは、幼い雰囲気の中にもしっかりとした意思が感じられる素敵な女性でした。映画の先行上映のプレミア会場では、「英語は話せないので英語の台詞は大変だった…」と言いつつも英語の歌を披露。ここはさすが子役からミュージカルの経験などを経てブレイクした女優さんですね。英語の台詞もバッチリこなし抜群の演技力も兼ねた、今後も海外で活躍できる期待の女優さんです。それはもう美しかったです!
●ハワイ・インターナショナル・フィルムフェスティバル(HIFF) ハワイの人々のメディアへの関心を高め、映画を通じてハワイと太平洋の国々の文化の架け橋となるべく、1981年にスタート。毎年10月末~11月にハワイ各島で催され、オアフ島での会場はリーガル・シアター・ドールキャナリー18やココヘッドシアターなど。アジア各国やヨーロッパの200本近くの映画が上映される。また、メディア向けの様々なクラスなども設けられハワイで映画製作に携わろうとしている人々にも多大に貢献。文化的評価も高い。
ホームページ(英語):www.hiff.org 上映スケジュール&チケット購入(英語): www.hiff.org/program/schedule
(2014年12月更新)
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