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【6月更新】ハワイから日本への渡航体験記 【2022年、ホノルル→羽田】

投稿者: Myハワイ編集部 更新日:2022年06月20日

Travel Report from Hawaii to Japan【2022.March Honolulu to Haneda】

ALOHA!  2022年3月から日本政府が水際対策を緩和し、日本~ハワイ間の渡航のハードルが大幅に下がったことに加え、羽田空港を含む日本の5つの国際空港において到着時の検疫手続きが簡素化される「ファストトラック」が導入されました。今回はそんな新制度が適用された3月中旬に、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港から羽田空港へのフライトを利用した編集部員の体験記をお届けします。

※以下の記事は2022年6月末に、最新情報をもとに更新しています。

 

【目次】

1.事前準備: ファストトラックのアプリ設定、ワクチン接種証明書(現在は任意)、陰性証明書
2.ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)にて
3.機内サービス
4.羽田空港に到着: 入国手続き

※2022年6月1日(水)からハワイ州から日本へ渡航する場合は、ワクチン接種の有無にかかわらず、待機は免除となりましたので、ワクチン接種証明書は必要ありません(ハワイへの渡航時には必要です)。

1. 事前準備: ファストトラックのアプリ設定、ワクチン接種証明書、陰性証明書

ハワイから日本に帰国後、ワクチンのブースター(追加)接種を完了している者は政府の指定施設での隔離も自宅待機もないだけでなく、空港から自宅への移動に到着後24時間以内なら公共交通機関が使用できるようになりました。

以前は空港から自宅までの移動にはハイヤーか家族等に車で迎えに来てもらうか、レンタカーで自ら運転する必要がありましたが、今回は到着空港のコロナウイルス検査で陰性が確認できれば、その後の過ごし方はパンデミック以前と同じで空港から出た瞬間から自由となり、時間とコストの負担が大幅に軽減されます。

今回筆者は羽田空港に到着するため、日本到着時の検疫に必要な情報や書類を事前申請する「ファストトラック」を利用できました。フライトの日にちが決まっていればいつでも手続きが開始できるので(日本政府は入国日まで2週間前以内を推奨)、羽田空港でファストトラックの導入が始まった3月初旬に可能な限り入力・申請しておきました。

 

ファストトラック使用の手順

まず、日本政府のMySOSアプリをスマートフォンにダウンロードし、インストールします。3月以前に入国後の位置情報報告のために既にMySOSアプリをインストールしていた場合は、今回の新機能を利用するにあたり一旦削除し、入れ直す必要があります。

インストール後、MySOSアプリの「検疫手続事前登録」ボタンをタップし、アプリの指示に従って質問票・誓約書・ワクチン接種証明書(「有・無」を選択)を登録。ワクチン証明書は画像形式で登録する必要があり、筆者の場合は日本の自治体が発行した2回のワクチン接種証明書とハワイでの追加接種証明書のカードを並べて写真撮影・アップロードしました。ワクチン接種証明書は審査され、5時間後に承認完了。

すると、「ピンク色」だったMySOSアプリの画面が以下の画像のように「黄色」に変わります。コロナウイルス検査証明書を事前に登録せず日本の空港で提示する場合はこのままでも入国可能ですが、ファストトラックの全手続きを完了するには、フライト72時間以内にハワイ現地でコロナウイルスの検査を受け、フライト16時間前までに検査証明書の写真、またはスクリーンショットをアップロードします。承認されるとMySOSアプリの画面が以下のように「緑色」に変わり、ファストトラックの全手続きを完了したことが確認できます。

 

 

今回は日本政府の規定を満たす英語の陰性証明書を発行すると聞いていた、ハワイ(米国)在住者を対象に無料で行なわれているPCR検査(※2022年4月20日でこの無料検査は終了)をフライトの72時間前以内に入ってすぐの時間に予約しておき、会場のワイキキ・シェルで検査を受け、10時間後に検査結果の通知をメールで受信。ログインし、陰性証明書のスクリーンショットを撮り、MySOSアプリに戻り登録しました。

日本では真夜中の時間にもかかわらず、2時間後に承認されMySOSアプリが無事「緑色」に変わり、ファストトラックの手続きが完了しました。旅行者を対象にしたコロナウイルスの検査と陰性証明書を扱うハワイの検査場に関しては、こちらのリストを参照ください。

 

2. ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)にて

チェックインを行った全日空(ANA)のカウンターではパスポート、そして陰性証明書をスマートフォンで提示しましたが、MySOSアプリの提示をここで要求されることはありませんでした。チェックインは並ばずスムーズに終了し、セキュリティチェックへ。

まだ旅行客が少ないからか、セキュリティチェックができる場所が少なく、稼働している場所まで少し歩きます。列も長い場合がありますので、空港には早めに到着していると安心です。

ブランドショップの多くがまだ閉店中の空港内

 

ゲートに向かう前に少し空港内を散策していると、フードコートやスターバックスなどの飲食店、ハワイのお土産を扱うお店は営業していましたが、ブランドショップの殆どがまだ閉店していました。アメリカ本土からの観光客は多く、以前より活気が戻っています。しかし今回搭乗する羽田空港行きANAフライトのゲート前エリアではまだ人が少なく、空席が目立ちます。

日本行き搭乗客はまだ少なめのゲート前エリア

 

3. 機内サービス

機内に搭乗後、消毒用のウェットシートとゴミを入れるビニール袋が配布され、席の周りを消毒することができました。感染防止の一環で機内誌はシートポケットにないので、必要な場合キャビンアテンダントに頼み持ってきてもらいます。機内はまだ各列1~2人だけ着席しているといった印象で、座席にはかなり余裕があります。

機内食は一択で、今回のメインはチキンカレー。お食事の後には、ハワイのローカル・ベーカリー「ラ・トゥール・カフェ」のミニケーキも提供されました。約一年ぶりに乗ったANA機内では有料Wi-fiサービスへの接続方法が前回と変わっており、スマートフォンのWi-fi設定メニューから直接行うのではなく、座席前の画面メニューから「お知らせ」を選択し、その次にインターネット接続方法を説明するビデオの中で出てくるQRコードを撮影し、接続設定に入るようになっていました。

この説明はどこにも書いていないのでWi-fi電波がなかなか入らないと思っていたのですが、キャビンアテンダントに聞いてこの設定の仕方を知り、やっと接続することができました。

チキンカレーをメインとしたハワイ発ANAフライトの機内食

 

フライトの間、以前からある「税関の携帯品・別送品申告書」のほかに、「誓約書」と「検疫法第12条の規定に基づく質問」という用紙が配布されました。

内容を読むと、施設待機やアプリでの健康状態の報告など、今回筆者には該当しないような内容でしたが、入国手続きがスムーズに行くよう機内で記入を済ませました。しかし結局、羽田到着後に提出を求められたのは「税関の携帯品・別送品申告書」のみで、残りの2枚は手元に残ることに。

機内で配布された書類

 

到着前には、ツナサンドイッチ、ヨーグルト、そしてハワイアンホーストのマカデミアナッツチョコレートの入った軽食ボックスが提供されました。まだ旅行者が多くない現実は残念ではありますが、機内の空席が多いおかげで、9時間弱のフライトでは余裕を持って過ごすことができました。

 

4. 羽田空港に到着: 入国手続き

羽田空港には、きれいな夕日の光が窓から差し込む17:20頃に到着。8分ほど席で待った後、降機のアナウンスがありました。降りるときも乗客が少ないためとてもスムーズです。順路を進んでいくと、空港出口までは以下のような流れでした。

MySOSアプリから表示するQRコードを3箇所で確認

唾液による抗原定量検査を受け、提出

MySOSアプリを提示し、係員とともにiPhoneの「設定」アプリから「プライバシー」→「位置情報サービス」→「システムサービス」→「利用頻度の高い場所」がオンになっている事を確認。さらに、「設定」→「通知」→「MySOS」→「通知を許可」をオンに。ワクチンを3回接種済みの場合は自宅待機もないため位置情報の共有やMySOS通知設定は本来必要ないはずですが、先程受けた抗原検査で万が一陽性となり待機が必要となった場合に備え、設定を全員に行っているのかもしれません。

MySOSアプリの「緑色」画面を確認

MySOSアプリのQRコードを再度提示、ここで初めてスキャン。また、ファストトラックで登録していた飛行機の座席を変更していないか確認されます。筆者はホノルル空港のチェックイン時に変更していたので、口頭で実際に利用した座席番号を伝え、係員がパソコンで入力。

抗原検査の結果を待つエリアに18:00に到着した後40分ほど待ったところで、割りあてられていた3桁の番号が液晶画面に表示され、結果を取りに行きます。陰性でひとまず安心。結果は数字の順番通りに出るわけではないようでした。

検疫で、一部書類を提出。検疫官は一人しかいないので、少し列ができています。

入国審査(自動化ゲート)でパスポートと顔をスキャンし、通過

手荷物を受け取るターンテーブルへ。パンデミック以前は、ハワイで楽しい旅行をしてきた乗客のサーフボードやゴルフバッグ、ABCストアの大きなバッグなど、ハワイらしい荷物が回ってくるのを見るのも面白かったのですが、今はまだ荷物も少なく着陸からかなり時間が経っているので、すべて床に降ろされた後で、その中から自分のスーツケースを探しました。

税関を通り、出口へ。着陸から約1時間半の19:00でした。

 

各チェックポイントの間は、とにかく歩きます

 

一年前に帰国した時や、つい最近まで施設待機があった頃よりは入国手続きの所要時間が削減されていますが、一連の流れを実際に体験してみて、せっかくできたファストトラックのシステムの利点が活かしきれていないと感じました。

ファストトラックのアプリを何度も異なるチェックポイントで提示すること、QRコードもスキャンせずに繰り返し見せなくてはならず最後に一回だけスキャンすること、各チェックポイントの間に長距離を歩く必要があることもシニアの方やお子様連れの方、重い荷物を持っている方には明らかに不便であり、合理的ではありませんでした。ファストトラックのアプリがあるのに複数の書類を渡され提出することなど、未だにアナログな点も多々ありました。

降機から出口までは約3000歩、2キロほど空港内をグルグルと歩きます。空港内は暖房が効いていて乾燥していましたが、出口まで自動販売機もほぼないため、喉が乾きます。着陸の少し前に水分を十分に摂り、さらにお手洗いも済ませておくと良いでしょう。歩くことに備え、機内持ち込みの手荷物はなるべく軽量にすることをおすすめします。

角を曲がるたびに、またまた長い道が・・・。

 

羽田空港を出たら荷物を宅急便で送り、電車で帰路につきました。ワクチンを3回接種していない場合には、翌日から3~7日間の自宅待機が義務付けられていますが、3回接種を終えている場合には2年ぶりに行動制限なくハワイ~日本の行き来が可能となり、嬉しい限りです。

日本からハワイに渡航する前に取得する陰性証明書の取得には、過去に指定されていたハワイ州認定クリニックでの高額な検査ではなく、米国全体の入国ルールが適用されているため30分以内に結果が出る抗原検査を行う検査場で1600円(地域により無料)から受けられるようになり、ハワイ渡航前検査にかかる費用と時間の負担も減っています。

コロナウイルスの感染流行が早く終息し、感染や陰性証明取得を心配せずに行き来できることが理想的ですが、ここ2年で今は最も渡航がしやすくなったので、日本からのハワイ旅行の予約も増えつつあるという明るいニュースも聞かれます。

最新の渡航ルールをしっかりと理解し、このパンデミック中で身についた基本の感染防止対策を維持すれば、きっと多くの方が想像する以上に旅行がしやすくなっているハワイ。たくさんの日本からの旅行客が現地で見られるようになる日を、Myハワイ編集部も心待ちにしています。

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この記事が属するカテゴリー: 出入国・到着ガイド, 基礎知識, 特集


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6 responses to 【6月更新】ハワイから日本への渡航体験記 【2022年、ホノルル→羽田】

  1. >匿名様

    コメントおよびご体験を共有いただき、ありがとうございます。無事にハワイ旅行を終えられたようでよかったです。確かに一連の何度も見せる&歩かせる手順は詰まらないように、という理由はあるかもしれませんね。これから入国人数が増えていくと維持できるような流れには思えませんので、もう少し合理的な方法に移行されればと願っています。木下グループは書面で証明書を発行する場合があるのですね!アメリカはデジタルの証明書で良しとしているので、PDFでも問題ありませんが、スマホが突然壊れたら・・いうリスクは少なからずありますね。

  2. 昨日、ハワイから羽田へ帰国しました。
    JAL便でしたので着陸したのは1615、後部席でしたので降機できたのは1640でした。検査の流れはほぼ記事のとおりで、検査結果待ちになったのが1710、結果が出たのは1745くらいで入国できたのは1800頃でした。mySOS利用でも確かに書類のやり取りがあったり、複数回画面の確認があったりでしたが、不備があってその都度詰まってしまうことを防ぐためにやむを得ないかもと思いました。検査結果を待っている間は座れますし降機から1時間程度で結果が出たので思ったほど苦にはならなかったです。
    なお往路では木下グループの抗原定量検査で問題ないことをこちらで知り助かりました。伊丹から羽田経由の旅になったのですが、調べてみると伊丹にも木下グループがあり、大阪府民は費用負担なし、しかも検査結果はPDFでしか入手できないと思っていたら名刺サイズですが書面でも陰性証明が発行され、JALカウンターで生年月日の記入を求められましたがそれで通用しました。

  3. >匿名様
    こちらの無料検査は4月20日で終了してしまいましたが、日本の厚生労働省の陰性証明書に関する規定を読めば、陰性証明書に必要な最低限の情報が書いており、このときに利用した無料検査で発行される証明書もそれを網羅していると知っていたから受けました。主にフルネーム、生年月日、検査の方法(RT-PCR)、検体の種類(Nasal Swab)、検査日時、検査機関です。米国から日本に行く場合には医師のサインは必要ありません。ファストトラックにもアップして問題ありませんでした。また、日本政府の陰性証明書のフォームも推奨されているものの、必須ではありません。参考になれば幸いです!

  4. ハワイ(米国)在住者を対象に無料で行なわれているPCR検査をフライトの72時間前以内に入ってすぐの時間に予約されたとのことですが、こちらのスクショで本当に通用するのか心配です。どのようにして無料検査で大丈夫とお分かりになったのでしょうか?教えていただけると助かります。

  5. >匿名様
    コメントいただきありがとうございます。かなり多くの部分でカットが可能なはずなので、今後改善されることを願うばかりです!

  6. 羽田空港のオペレーションのお粗末さは悪評高いですね。。。
    客は待たせる!という役人根性がこんな酷い対応をするんでしょう。
    これでは迷惑するのは客と航空会社。。お疲れ様です。

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