料理研究家の栗原友さんがハワイを訪れ、しかもフルキッチン付きのコンドミニアム【アストン・アット・ザ・ワイキキ・バニアン】に滞在する、という知らせを編集部でキャッチ。食材選びから簡単メニューまでを料理教室さながらに教えていただきました。第1回の買出し編、第2回のクッキングに続き、今回はいよいよメインメニューが登場しますよ!
料理研究家・栗原友さんの「ハワイで簡単クッキング!」 第3回 クッキング編2
ケイジャンパウダーをまぶしておいたウフをいよいよソテーします。あたためたフライパンにオリーブオイルを入れ、皮の方からソテーしていきます。頃合を見て裏返すと、写真のような食欲をそそる焦げ目が!
ウフを焼いている間に、トルティーヤをお皿にセットします。そうです、今日のメインはトルティーヤです。トルティーヤの皮とソースは市販のものを購入してしまえば、調理も簡単。お皿の上にトルティーヤの皮、カットしたレタス、コリアンダー、たまねぎなどをのせて用意しておきます。
ウフが両面ともきれいに焼きあがったら、用意しておいたトルティーヤにのせ、上から市販のフムス(ひよこ豆のペースト)をたっぷりのせて完成!食べるときはこれをくるっと手で巻いて、豪快にかぶりつきましょう。
【編集部の食いしん坊レポート】淡白な味のウフにケイジャンパウダーをまぶしたところが、「さすが!」と思わずにいられないポイント。こおばしく焼けたケイジャンと程よい塩加減で、トルティーヤに巻いて野菜と一緒に食べても存在感があって、おいしい~っ!!
牡蠣は友さんご持参の牡蠣むき器で殻をはずし、細かく刻んだ玉ねぎとオリーブオイルをあえたドレッシングを軽くかけて、シンプルに生でいただきます。この日の牡蠣は決して大きめサイズのものではありませんでしたが、鮮度は間違いなし。
【編集部の食いしん坊レポート】ちゅるっと口に入れると、ぷっくりした身の食感と、ハワイの磯の香りが広がり、幸せ~っ。
さて、これで4品があっという間に完成しました!どれもハワイで手に入る食材と調味料を使って、しかも簡単にできるものばかり。初対面の食材でも、機転をきかせながら日本人好みの味に仕上げてしまう、友さんの料理センスには脱帽するばかりです。
ハワイでキッチン付きのコンドミニアムに滞在したら、日本でいつも作っている料理もいいけれど、せっかくならハワイならではの食材を選んで、こんな風に簡単クッキングを楽しむのもいいですよね。
<お・ま・け>
実は上の4品をみんなで美味しくいただいた後、「もう一品おまけで!」とこのパスタをチャチャッと作ってくれたんです。ソーセージを皮から出して、適当な大きさに切り、にんにく、オリーブオイルで炒め、茹でたパスタと和えただけ。ソーセージの塩加減とイタリアンパセリ、オリーブオイルだけのシンプルな味なのに、「なんでこんなに美味しいの!」と、これまたペロッとたいらげた食いしん坊ご一行でした。ごちそうさまでした!!
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栗原友(くりはら とも) Profile |
料理研究家。ファッション誌のフリーエディター、アパレル会社のPRを経て、イギリス留学中に料理に目覚め、2005年より料理研究家として活動を開始。2009年にはASEAN食大使を務める。テーブルウェア、キッチンウェアを紹介するブランド「KURITOMO」代表。母、栗原はるみさん、弟、栗原心平さんも料理研究家として活躍中。現在食材に関する勉強のため、築地の魚屋でも働いている。
ハワイで直撃インタビュー 第61回 料理研究家の栗原友さんはこちらのページから KURITOMOホームページ:kuritomo.co.jp |
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(2013年7月更新)
Akiko said on 2013年07月24日
どのお料理も、ものすごく美味しかったんですが、新鮮なウフと牡蠣は格別でした~♪